2008年1月27日の早朝、W124の外気温計がマイナスを示していました。都心部から離れ自宅へ向かう途中の外気温計が-0.5度そして-1.5度と家に近づくほど冷え込んでいきます。外気が何度であろうと、車内はエアコンのおかげで年中快適。
この外気温計が役立ってくれるのは、冬の深夜や早朝ドライブの時に路面の状況がある程度予測できるということですね。ドライな路面なら良いのですが、ウエットな場合に氷点下なら凍結。という指標になります。
2008.1.31
1月31日の朝始動時にエンジンからエラい音が出ています。すぐにカットし始動、今度は少しずつ静かになって行きますがカムカバーのあたりからタペット音でしょうか?・・・。急遽車での外出は電車に切り替えです。戻ってから即、車を持ち込みチェック。
診断、タペット音は長期間乗らなかった場合、オイルが回るまでの間音が出ることがある。でも乗ってないのは中2日間、それはないでしょう・・・。カムの方へオイルを上げるポンプのような物がありそれがトラブルと音が消えにくい、オイルが回らないので消えないなどの現象がある。と素人の私に分かりやすい説明です。そしてもう一つインテークマニホールドにつながっているブローバイのホースが接続されているパイプが折れているということでした。インテークマニホールドがなんせプラスチック製ですからね。細いパイプなんぞエンジンルームの熱にやられて“ポッキン”です。ホースもプラスチック製のごとくカッチンコとのこと。その後インジェクションも・・・などなど
パーツは国内にありません。ドイツオーダーです。
3〜4週はかかります。ただいま、代車をカローラバンで過ごしています。なので元気がでません。自分の車が壊れている時は、車とシンクロして自分も元気がなくなるものです。決してカローラバンの所為ではありません。
覚悟して乗り続けるも、パーツが国内に無いというのはキツい。ご近所の泉さんから聞く話で自分におまじないをかける。その話とは車のシートのことです。近年しっかりと作られているシートは少ないそうで、メルセデスSクラスのお客さんからも「腰が痛くなる、昔のようにできないかな」と相談があるとか、しっかりしているのは3年くらいかな?(耐久性が低い)みたいな話も。
平均的に長距離を走り込むドイツの車は、シートが固めにできておりホールド性は良いのですが、外からは見えない内部の構造が変化しているようです。昔(W124.W126.W201時代)は金属のスプリング、ウレタン、パームなどで構成されていた物が、例えばウレタン一発みたいになったらそりゃだめでしょう。
オジさんが1日1,000kmプラスも走って平気なのはイスが良いからでしょう。
ならば直すしか無いねとおまじないをかけるのです。
1台の車、長きに渡ってつき合うと合理的に考える思考回路が麻痺していきます。
車も消耗品ですから経過時間や走行距離で判断し、何にしても乗り換えるタイミング、潮時があるのは重々承知のこと。でもここまできたらトコトンよ!と開くしかないよ〜っと。