No.075 チョイと横道にそれました。

先般のエンジンストールの原因は?ですが、地元のホームドクターに何時ものようにちょいと相談。OVPリレーかな?と・・・。その後症状が出ないので何ともなんですが、記録を見ればOVPリレー交換したのはかなり前のこと。F/Pリレーは昨年、燃料ポンプトラブルの折に交換しているし、オルタネータも交換済み。ウンともスンとも言わないときは、燃料か電気系かと相場は決まっている。症状が出たり出なかったりの時は始末が悪い。

最近の車はコンピュータなしでは、話が始まらないし色々なセンサーがそれらに密接に絡み合う。(たとえ93年式であっても)その意味での電気系トラブルは勿論単純では無いのでしょうな。思えばブルーバード510時代は実にシンプルでした。立ち往生は、プラグがカブッちゃった時、バッテリーをあげちゃった時位ですぐに解決でした。


3ステージ電動ファン制御システムのレジスター部分、純正のレジスターの面影は何処にもありません。


3ステージ電動ファン制御システムのコントロールボックス、配線コードにタイラップで止めています。
 
温度センサーにも配線が伸びています。細いケーブルですがシリコン系の耐熱被覆で熱対策は万全。

OVPリレーでネット検索してみたら・・・。

いい情報に辿り着きました。リレー関係のパーツを無接点化して販売している会社がありました。(なんと自宅から極近でした。)そして同社からもう一件、3段階の電動ファンが新登場しておりまして「すずたか」さんそして「yama」さんが既にそれらのパーツ装着済みでした。(W124に乗る人なら、たいていは知っているであろう代表的なサイトです。)なので、私もOVPリレー・F/Pリレー・低速電動ファンリレーと3個のリレーを交換し終了のつもりでいたのですが、チョイと横道にそれまして3ステージ電動ファン制御システムを装着することに・・・。更なる安心を買いました。

16年3ヶ月で213,000kmを走ってきた鍵、24万キロ乗ったブルーバード510の鍵はエンジンが掛かっている状態でキーシリンダーから鍵が抜けたことを思い出します。

鍵も16年分の歳を経ています。

歳月はグリルのオーナメントだけではなく鍵にも同様に時のサインが映し出される。この16年間でW124がトラックに乗ったのはラジエタートラブル(ジョイントが抜けました。)とオルタネータトラブル(オルタ交換直後でまさかの製品不良でほとんどバッテリーだけで走行していました。)での2回、燃料ポンプトラブル(エンジンの掛かりが悪い等の予兆なし突然でした。)で近所のいつもの工場から出張してもらったことが1回、自爆でレッカー1回が思いつく全て。多少の異常が有っても動いてくれて工場まで辿りつければ良しですが、症状の前ぶれがなく火が着かないのは困ってしまいます。ミッションも突然はやって来ません。前ぶれがあり、どのタイミングでやるかの判断です。私は199,642kmまで乗ってついにバックが入らなくなり(他の方に迷惑をかけることは無かったけれど我慢のしすぎと反省です。)オーバーホールしましたが、予兆が有ったので焦ることもなくついに来たかという感じでした。今回のエンジンストールもOVPリレー不良の予兆だったかも知れません。ディーラーはユーザが路上でエンコしないように先回りして消耗パーツをドンドン交換していきます。結果、高く付きますがそれなりの利点もということでしょう。
2009.09.26 記


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No.063 勢いが復活した280Eのウインドーウォッシャー。
オッと思ったのが、ウインドーウォッシャーです。水の勢いがものすごく変わりました。とにかくパワフルです。新車の時はこうだったのか!!と感激しています。ウォッシャーポンプからも水漏れしていたようですから、おそらく水路のパイプラインも詰まりが多少はあったでしょうし、ポンプも新しくなり新車時の勢いに戻ったのでしょうね。ご多分に漏れずポンプのパイプも触ったらポキッ。状態で交換になったのでした。ラジエターは漏れを早期に交換しただけなので走行上も特に変化無く、強いて言えば水温計の指針は程よい位置にいます。工場の話では、「シリンダーブロックの水抜きプラグからの水漏れがラジエターより多かったくらい。」とのことでした。 工場で写真を撮ってくれていましたのでアップしておきます。コピー用紙に出力した写真をスキャンして掲載します。  
今、75度サーモで・・・。
No.099 今、75度サーモで・・・。
この所いきなり涼しくなったが、それはそれで水温計のチェックは怠れない。この日の外気温計は16.5℃を示し、水温計は80℃それ以上ピクリとも動かない。開弁温度75℃のサーモスタットを使用しているのだから当然なことなのだが、80で止まる指針を見るのはW124との生活で初めての経験となった。純正は87℃が使われており一番低い指針が90℃辺りを示すのが正常なのだ。残る確認事項は1〜2℃の外気温でも水温は80℃に達するのか、オーバークールになってしまうのか、チェックは冬を待たねばならない。 初めて見る80の位置で止まる水温計の指針。油圧が気持ち低めだが予定オイル交換距離を少しオーバーしている。後日オイルも交換した。 外気がこの辺まで下がってくればW124にとっては、安楽な環境でエンジンは快調そのものでドライブにでも行きたい気分。エンジンオイルも交換時期が少し過ぎていたので去る日の夕方、工場に出向き交換「バーダル」今回は添加剤無しでオイルフィルターは共に交換、オドメーターは221,515kmでした。ATF交換予定は23万キロ、この調子だと1年後になりそう。
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No.131 FMCSとの格闘?
今年の4月に装着したFMCSシステムであったが、この8月までの4ヶ月の間、幾度かのトラブルに遭遇していた。早期に装着したのは良いが、気温が上昇する状況が来るまではそれが正しく働くか確認のしようがないわけだ。そしていざ外気温の高い日に働いてくれない! 以前にも触れたが、最初はアディショナルファン自体の老朽化による問題から起因するトラブル。 ファン交換後も数回トラブルが発生、段々重傷になっていく。 7月中旬に発生した不具合の解決に17時間余り費やし、正直さすがにストレスも溜まる。震災の影響等で入手困難な半導体があり現在、仮の暫定リレーが備わる。後日入荷したときに本番のリレーに交換してくれるとのこと。熱で変型したリレーのソケット交換も急ぐ必要はないがいずれ・・・。 オリジナルに戻すか!あるいはもっとシンプルな方法による水温コントロールをやるべきか?考え込む。 万が一地方でトラブルが発生した場合、近隣の工場ではどうすることも出来ない独自のシステムなのだから、東京まで積載車で戻ってくるしか方法はない。一般化されていないシステムを導入し、トラブルに遭遇したらそれは、導入した側のリスクと心得るのだが・・・。 7/13の午後2時40分頃、外気温36℃。水温計は設定通り80℃で管理されている。当然アディショナルファン回転の頻度も多くなる。よって後日設定温度を83℃辺りに変更してもらっています。そしてATF交換予定の23万キロが目前です。 7月中旬の温度設定は80℃、A/Cオンで強烈に回るアディショナルファンもこれは水温とは関係なく冷媒の圧力を検知して作動するシステムだ。その内に理由は分からないがA/Cオンでもファンは作動しない。またトラブルか?だとしてもエアコンは良く効くし、水温が80℃になればアディショナルファンも起動するのでまぁ良いか!と、いうなかで8月上旬に温度設定を若干上げて83℃辺りを起動ポイントに再設定。 電機屋さんにしても、FMCSでこれほど手こずるW124は初めてらしい、他の個体と比べ私の車が異なる点は?「スパークパルス」を装着していること。 FMCSはパルス波長で信号を送りコントロールする仕組みであり、「スパークパルス」も高周波パルスを発生させて電気系にプラス作用を与えミスファイヤーを軽減しドライブフィールやステレオの音質向上などをもたらし、シャーシダイナモ上でもパワーアップすることも確認されている物なのだが、このパルス波長が何ヘルツかは分からないが、もしFMCSで使用する帯域に近かったりした場合は、なにがしの影響を与える可能性は否定出来ない。 メルセデスの電機屋さんはエンジニアであり「スパークパルス」から発生する波長を測定し、特定できるまではそのせいだとは決して言わないが、私は水温コントロールを優先しW124から「スパークパルス」を外すことを決めた。8月上旬の設定変更を含め、装着から7度目のコンタクトだった。(双方のストレスになったと思う。) 8月中旬を過ぎた今も猛暑が続くが90℃未満の中速域で水温コントロールがなされている。98℃で作動する高速回転域には今のところ達していない。