ショックアブソーバー前後交換、フロントブッシュ類交換ステアリング関連、冷却水センサー不良&漏れベルト鳴きアンダーカバースクリュー緩み等6項目に渡る作業でしたが、正味1日半で仕上げていただきました。冷却系と突然発生したベルト関連の不具合もあった為、リアのロアアーム周辺は今回とりあえず見送りです。
ショックアブソーバーの交換歴
記録見ると最初は97年、4年間で82,000キロ走っていてもヘタリは無かったのですが純正スポーツラインを試したくて交換しました。スプリングまでやると硬すぎないかなと思いショックのみに留めておいたのですが、これがわずか4年、5万キロ弱ですっかりヘタってしまい2001年に2回目の交換となりました。
決して硬すぎることのなかった純正スポーツラインをこの時キットにしてスプリングも合わせて交換しました。これは12年間で115,000キロほど走り今回3回目の交換となったわけです。乗り方のパターンは変わっていないはずですが保ち(耐久性)にここまでバラツキがあるものかと・・・。今回は純正より安価なSACHSスーパーツーリングショックを初めてお試しです。
アッパーマウント、ロアアームブッシュ、ロアアームボールジョイント、スタビブッシュ(イン・アウト)ステアリング周りもドラッグリンク、タイロッド、アイドラアーム、ステアリングダンパーなどを交換しました。
ほぼ全ての交換パーツです。ゴミ箱から引っ張りださせてもらって大まかに並べてのワンショット。足回り以外はベルトテンショナー、テンショナーダンパー、アイドルプーリ、Vベルト、ラジエターサブタンク、ホース、ラジエターキャップ、レベルセンサー等々。
タイヤは・・・
TURANZA ER300(195/65-15)もスリップサイン間近あと2ミリ位でしょうか今年12月で満3年となります。距離は3年で25,000キロプラス位にはなるのではと、践んでいます。ところですっかり今時の標準サイズとなった195/65-15だとエコタイヤオンパレードでTURANZAのような性格のモノは見つかりにくく、またREGNOにするか他の銘柄にするかはしばらく時間があるので考えることにします。
サス系の交換に伴ってアライメントの測定調整もやらなければと、いうわけで翌日には調整も完了です。
アライメントは近くのタイヤ館で。
ステアリング関連のパーツ交換もしました。
フロントショックとブッシュ類交換。
リアショック交換。TURANZA ER300(195/65-15)もスリップサイン間近あと2ミリ位でしょうか今年12月で満3年となります。距離は25,000キロ位になるでしょう。
交換後の走りは・・・
足回り、ステアリング関連を一新してから1ヶ月間、高速を含めて800キロ弱1名〜3名乗車(4名相当の荷重)で走ってみた。ステアリング周りもショックアブソーバーもヘタっていたことが良くわかる。ブッシュ類も大きく貢献しているのだろう。交換時期がまもなくというタイヤであっても改善された領域が大きかったことを感じる。
ダンパーがしっかりタイヤを地面に押しつけるので発進が滑らかになり初期の加速感も向上したように思える。ステアリングもW124の程良い重さが戻り高速走行時もグリップ感がしっかりと復帰し走行中も静かになった。俗に言う「消耗部品の交換で限りなく新車時のフィールに戻る」というヤツだ。タイヤを交換すれば更に静かさが向上するであろうことは明白。
初めてのSACHSショックアブソーバーと純正スポーツラインの違いは、12年も昔の感覚を思い出しようもないし、わかりません。が正直なところ。
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No.168 3回目の足回りリフレッシュ
21年目のW124 280E今年の春先は外装をリフレッシュしていましたが、走りのための消耗品、足回りにも目を向けなければなりません。それぞれのパーツの使用年数や走行距離を見れば交換は必至事項なのですが、乗り続ける自分の車で少しずつ劣化していく様は中々捉えにくいものです。良いことも悪いことも順応してしまうのが人間ですから。
少し不具合を感じつつも・・・
そんな中でちょっとした段差を乗り越えながらステアリングを切った時、チョイと違うな?走行中の接地感も違うし、もしやエアーが高いのかな?とか、足が少しバタついているのかなぁ。路面が荒れているアスファルトの凸凹交差点を曲がるとき変な揺れがあるぞ!なんてことは時々感じてはいました。そのまま乗っていても、気にしなければ大丈夫なんですが、つい気にしてしまいます。(これが問題だ!)
今回スプリングは交換の予定には入れていません。ダンパーのみ交換でスポーツラインの純正スプリングはままのつもりです。
なので次に予定していた3回目となる足回りリフレッシュにかかります。
かつてW124系のサイト上である方が言ってた「意地で維持する」という名文を思い出しながら・・・
W124はドイツで84年末に発表
86年から日本導入、95年までの9年間販売されました。「最善か、無か」というコンセプトの基で造られてきた最後のメルセデス・ベンツと言われていましたが、2013年の今、ドイツでデビューして以来27年の歳月が流れ今や立派な?旧車です。雑誌で読む最新メルセデスの機能には、ここまで来たのか!という驚きとここまで必要?との思いが揺れ動きます。
アメリカでW124は
今年2週間ほど滞在したロサンゼルスで、走行しているW124はついに1台も見ることができませんでした。フリーウェイを走るW126は1度だけ遭遇。日常の足としてクルマが必要な当地では修理をしながら乗り続けるにしてもお金が掛かりすぎるでしょうし、もはやLAでは足としての役目が終わっているのでしょうね。私の93年モデルも21年目24万キロ代(年間平均走行12000キロ)ですが、LA辺りでは年間2万キロ以上は走りそうだから2万としてもオドメーターは40万キロに到達している計算です。知人がかつてLAで1年落ちの某中古車を購入したそうですが走行は3万マイル、キロにしたら48,000キロとはすごい! その人のペースで20年ならなんと96万キロですよ!!
70年代後半デビューのポルシェ928は1度見ましたが、フリーウェイでは古いメルセデスを見ることができませんでした。LAでも通勤時間帯の混みは若干有りそうですが、都内と比べればはるかにクルマにとって良い環境だと思いました。30〜40万キロは簡単に行けそうな気がしますが、メルセデスのパーツはアメリカでもきっと高いのかな?足として使うなら壊れ(故障)にくい日本車の人気が高いのも頷けます。
SUVやピックアップは多く見かけますね。全長6メートル+のピックアップも普通に・・・マツダCX-5こちらでは正しく小型SUVです。ロールバー仕込みのジープ、カルフォルニアではソフトトップも標準という感じでよく似合っています。
2013.8.20
No.169 足回りパーツ交換は、トラックに引かれて工場へ
足回りパーツ交換にあたり8月に点検してもらいました。目に付くのはステアリング関連パーツの劣化。そしてフロントロアアームボールジョイントのブーツの破れ(これは車検に通らないそうです。)やブッシュ類のヘタリが・・・。リアのロアアーム周辺も決していい状態とは言えません。
冷却系で分かっていた不具合は冷却水のセンサートラブルだけだったはずが、今回サブタンクとラジエターをつなぐホースの漏れも発覚。ともあれ見積と同時に工場入庫の予定を立てます。
その後入庫予定が工場の都合で1週間伸びたのですが、その間に新たなトラブルが発生。エンジンをかけるとすごい音が・・・、エアポンプのプーリ不具合で発生した時と同じような高い音が出ます。1度はエンジン再スタート消えたのですが、次はその手も通じません。ベルトを触ると妙に緩い。これはテンショナーかなと、私でも想像できました。結論はビンゴだったのですが、何しろ音がうるさく自走して行く状況ではありません。そんなわけでトラックに引かれて工場へ行くことになったのです。
2013.9.2
No.013 W124ショックアブソーバーは、スポーツライン。
少しずつ減っていくモノは、素人にとっては、なかなか 気がつきにくいものです。 車関連のパーツでいえば、タイヤ、ショックアブソーバー、 ブレーキパッド その他多くの消耗品が存在します。 タイヤも摩耗していけば乗り心地が悪くなってゴツゴツと硬くなるのですが、その変化は急に表れるものではないので、解りにくいパーツの1つでしょう。
しかしトレッドの摩耗は目で見れば誰でも解るので、交換のタイミングは