友人宅へ 向かう道すがらのこと。
途中連絡を入れるとちょっとヤボ用で
小一時間ほど、時間をずらして欲しいとのこと。
どこか店に入って時間を潰すには中途半端。
仕方ないので、クルマの中でだらだらしていようと
クルマ通りの少ない路地に車を止め、ウトウトとし始めた頃。
コンコンッと窓ガラスを叩く音。
あっ!?どうもすみません〜〜。
案の定、相手は警察官が2人・・・。道端に車停めてたからの職質でした。
警「何をしてるのですか?」
私「一休み中です」
警「こんな所でですか?どうかしたんですか?」
私「どうもないけど、待ち合わせの時間つぶしで・・・」
警「すみませんが免許証見せてもらえますか」
私「はい、これね。」
まぁここまでは、良くある職務質問。
これで終わりで、クルマを移動させればいいんでしょ?と思っていると、、
警「どうもありがとうございます。あとクルマの中をちょっと拝見させてください」
私「へっ?」
クルマの捜索って、そこまで本格的なの?
ずいぶん仕事熱心な警官さんだなと思っていると
警「実はそこのビル、○○○の事務所なんですよ。
だからここにクルマが止まっていると
一応みなさんにご協力を頂いているんです。」
私「あ〜なるほど、ちょっと待っててください」とクルマを降り
車を捜索開始。
もちろん、やましいところは一切無い!! 無いはず・・・、無いといいな。
捜索は一向に構わないのだが、通行人の目線がちょっと気になる。
警「ナイフとかそんなものはありませんか?」とまずはトランクからチェック。
釣り道具が載っていたので、もしかしたらその中に、
6〜7cmの片刃ナイフがあったかもと、BOX開けてみる。
ナイフはたまたま降ろしてあったので、特に問題ナシ。
その際、刃渡り5cm以上の両刃は、
軽犯罪法に引っかかりますから気をつけてくださいと注意を受ける。
秋葉原の一件から、厳しく見ているそうです。
その後、運転席周りへ。
あとは勝手に見てともう一人の警官と暫し談笑。
どうやら、この辺りに止めておかない方がよさそうだ。
なんて話をしていると運転席周りも終わり、
アウトドア用のナイフでも手の届く範囲には置いておかない方がいいよと
もう一度、念をおされる。
ふ〜〜、やっと終わった。時間にして約15分。
それにしても、そんなに怪しく映ったんでしょうか・・・?