それがキャッチフレーズであるユニークな博物館が、2007年1月に訪ねた 福山自動車時計物館 。普通の博物館の真反対なんです。午前9時オープンの博物館に到着したのは9時半過ぎくらいでまだあまり人が入っていない時刻、ゆっくりと見て、さわって乗ることができたのでした。能宗(のーそー)館長と直接お話ができたことも良い思い出となりました。昭和10年代の車から時計、ラジオ、カメラ等の懐かしい展示物が、所狭しと並びます。大半の車が自走可能状態で整備されていることもすごいし、ボンネットバスは送迎の現役のようです。関東エリア在住だと、チョット行って見ようの距離ではありませんが、機会があれば団塊世代は是非とも!のミュージアムですね。)
中央に1937年ブガッティのレプリカ、右は1963年TR4左に1951年MG-TDなのだがさわって乗れるのだ。後方の棚の中がまたすごい。
棚の中をクローズアップ古い様々なカメラ、モデルカーの箱、ホイールキャップやパーツ類なのだがカメラなんかはひしめきあって並ぶ。
左から1915年T型フォード、1935年ダットサン フェートン1936年ダットサン セダンなのだが、円柱型ポストや掛け時計も懐かしい。福山自動車時計博物館のHPによれば昭和10年当時、フェートンが1,800円セダンは1,900円で庭付きの家が買えるほどの価格だったそうです。
こちらも窓際の電気釜を懐かしく思いながら、車はドイツNSUの SPORT PRINZ1960年式、1959年から67年まで製造されたとのこと。
こんなミニチュアモデルカーそしてミシン、機関車など色々展示されていました。
こちら巨大ですが時計のメカです。不具合は必ず直せると館長さんがおっしゃっていました。 |
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1954年式プジョー203は懐かしのナンバープレートが、今も現役ですね。 |
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日野の現役ボンネットバス。 |
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最後に時計台が手入れ中(2007年1月)の福山自動車時計博物館外観。所在地は 広島県福山市北吉津町3-1-22 TEL.084-922-8188山陽自動車道、福山東ICより約15分の位置に。 |
2010.02.15 記
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No.059 訳本.comって
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LOCKHEED XFV-1
No.064 築40年とは・・・。
鉄筋の建物は、メンテナンスさえしていればチョット見には築年齢は分からない。でも、見えない部分では時代の環境(基準値)が異なるので仕事を(生活)している人にとっては大変なこともある。
例えば電力の容量、40年前の電化製品は知れていることでしょうから30アンペアもあれば必要にして充分だったのが、現代ではかなり不足気味。今は工夫で乗り切っていますが、我が事務所も良くブレーカーを落としていました。電話回線も当時3回線引き込むのがやっと、一時光ケーブルの営業電話が毎日のように鳴りましたが、入るなら入れてみろ!という感じで中々この建物に光ケーブルが入りませんでした。
駅から1分以内という好条件のオフィスとして18年間継続してきたこの地は、捨てがたい魅力がありましたが、データをケーブルでやり取りする現代にはそぐわなくなり、引越を余儀なくされる運命にありました。しかし念願の光ケーブルが昨年末に開通、それも内部の電話ケーブルの所からは配線が取れないので廊下から室内に引き込みようやく人並みの環境になったのでした。
我々は生活しているわけではないので、耐震性とかの対策は分かりませんがまだまだ多くの諸問題があるであろうことは想像がつきます。仮に30歳で購入した人が70歳になり40歳で購入した人はもう80歳になるということが築40年・・・。歳をとり、車を手放す居住者が出て来ることによってやっと借りられた敷地内の駐車場。救急病院と同じ建物だという特殊な環境のここは老後には心強いのかも知れません?。現実は、居住者全員が高齢化している分けではなく、子の世代が居住している例も多々ありそうです。賃貸で事務所使いをしている我々はミーティングに出ることが無いので想像でしかありませんが・・・。若い世代が住めば渋谷、原宿が徒歩圏のここは、やっぱり良い場所か!
中央環状線山手トンネル(3号渋谷線〜4号新宿線)の開通も3月28日16時と目前。工事も追い込みでしょう、かなり道路が片付き始めている。渋滞情報に必ず登場する富ヶ谷交差点の名称も開通と共に消えることでしょう。車にとってもかなり便利な立地です。
2010.2.03 記
山手通りの大橋方向を見る
富ヶ谷から見る山手通りの初台方向。
12階建てのこの建物、40年前はモダンだったでしょう。
駐車場の方から見た40歳の建物。外観はキレイですよ。
No.068 W124CEが出庫?
当サイト内で扱っている、キーチェーン(キーホルダー)も久しぶりにW124CEが出庫?して行きました。これを機会にW124を振り返って見ますと・・・。 1984年秋に登場し、日本向けは2年後の1986年春にようやくデリバリー開始とされています。1994年のマイナーチェンジでW124はこれまでのミディアムクラスからEクラスと呼び方が変わり○○○EからE○○○とテールのエンブレムも変更され10年間続いたW124もW210へと新世代にバトンタッチをします。
ちなみに私の93年280Eはマイナー前なのですが、エンジンは新しいツインカムが乗る1速発進モデルで10年にも及ぶW124ストーリーの中でも短命の子なのでした。 ボディ形状はセダン、ワゴン、クーペ、カブリオレと充実し排気量も多岐に渡って生産され、ディーゼル、ディーゼルターボ、シングルカム、ツインカムエンジンとバリエーションも豊富でした。クーペやカブリオレ、フェンダーが素性を表す500Eなどはあまりお目にかかれないモデルでしたが、デビューから26年(日本では24年)経過した2010年の今、クーペより500Eが意外と目につきます。(きっと気にして見ているからでしょうけれども)
新車時は難しかったクラスも最終モデル発売から16年経過した今、入手可能な金額になっています。が、それなりの覚悟というか準備が必要ですね。シルバーのキーチェーンは酸化して黒ずんだら磨いてOKですが、実車はそうはいきませんよ! きっと・・・。
かなり拡大されたW124CEのスターリングシルバー キーチェーン(キーホルダー)