No.038 Coca Colaの話でも・・・。

1886年創業のコカ・コーラ、日本に上陸したのは1956年とのこと。自販機の普及で、あのくびれた「コンツアーボトル」にお目に掛かる機会はめっきり減ったものの‘56年以来引き続き販売されているようです。アメリカで1915年に誕生し翌年にあの形状が完成。1世紀にならんとする時代を経過2008年の今日まで続く不変のデザインはスゴイ!と言うしかありません。

ファイル用品などは、デザインが目まぐるしく変わって困ってしまいます。同じデザインのモノが並ぶと綺麗なのに、ちょっと間が開くともうデザインが変わっています。頻繁に変える意味があるのかなと? コカ・コーラの100年は無理ですが、せめて5年以上は同じデザインで通して欲しいものです。

アメリカでは創業100年を記念し、世界限定5,000セットのレプリカボトルセット(1899年、1900年、1915年の3本)が発売されたとホームページで見ました。ちょっと違うんですが、我が家にも同じ年度のレプリカの3本ボトルセットが壁に掛かっています。数年前LAに行ったおりに、ローズボールのフリーマーケットでゲット、ケースの裏には$59.99のプライスシールが付いていましたが$40前後で購入したかなと記憶は曖昧。当時のボトルはどれくらい現存しているのでしょうか?コレクターズアイテムとして結構いい値が付いているんでしょうね。

限定品ではありませんが、レプリカボトルセットには1899・1900・1915年の3本。   ケース裏に各ボトルの説明文が記載され、$59.66 UNIVERSALのプライスシールが。
1899年のHutchinson Bottle、ボトルネックの丸みに年代を感じます。   ロゴ周辺のクローズアップ。
1900年のCrown Top Straight-Sided Bottle、この中ではごく普通のデザインですね。   ロゴ周辺のクローズアップ。これだけベルシール採用です。
1915年のRoot Bottle、古くて新しい?感覚ですね。コンツアーボトル直前です。   ロゴ周辺のクローズアップ。盛り上がるレタリングは、趣があっていいですね。
1915年から今日まで続くコンツアーボトル。‘57年からロゴは印刷になったそうです。   車中コカ・コーラのビルボード広告が目にとまりシャッターを・・・。

人気ブログランキングへ ブログランキング
こちらもどうぞ!
イエローラベルのパッケージ。
No.097 また、お酒の話ですが。
頂き物のシャンパーニュ、ラベルの文字を調べるにもまたまたフランス語「Veuve Clicquot Ponsardin」発音は残念ながら想像もつきません。ヴーヴ・クリコ・ポンサルダンですって。 調べました。ヴーヴの意味は未亡人、クリコ・ポンサルダンは名前でした。会社の名前が「未亡人 クリコ・ポンサルダン」なんですね。 1810年からこの社名にしたそうですが、結婚後わずか4年で夫に先立たれ27歳で未亡人となったクリコ夫人が夫の遺志を継ぎ、亡くなる1866年(89歳)までシャンパーニュ事業一筋に貢献され今日の名声を得るまでになった、すごい頑張り女性でした。王冠の肖像の人です。彼女の残した言葉は「まず何よりも品質、それがもっとも大切なこと」。今もその精神が脈々と受け継がれているヴーヴ・クリコ・ポンサルダン社のシャンパーニュ。今はLVMHの傘下で日本ではMHDモエ ヘネシー ディアジオから販売される。 この文字から分かることは・・・。 首に有る「MAISON
090917t
No.059 訳本.comって
当サイトとは一見あまり関係なさそうな「訳本.com」ですが、実は縁あってサイトの制作・運営をサポートしております。 洋書も写真が中心のものは、横文字がダメでも眺めて充分楽しめます。写真のキャプションくらいは読みたいと思いますが、私は辞書を引っ張り出してまでの努力はしていません。本文のテキストが読めたらまた一段と楽しめるのは必至。読みたい本が翻訳されて存在していたら・・・。なんて話から「訳本.com」がスタートしました。現在、車関係は一冊もリストに乗っていないのが寂しいのですが、いずれ登場することを期待しながら応援しています。今は乗り物とは言っても軍用機が中心、時折新聞の記事にもなる最新のテクノロジーが集約されたF22などは、情報が入手しやすい環境にあると思いますが「訳本.com」( http://book.yakubonom.com )に登場する機種は珍しいものばかりです。一例をご紹介しますね。もし興味あったら一度覗いて見て下さい。   LOCKHEED XFV-1
Exif_JPEG_PICTURE
No.064 築40年とは・・・。
鉄筋の建物は、メンテナンスさえしていればチョット見には築年齢は分からない。でも、見えない部分では時代の環境(基準値)が異なるので仕事を(生活)している人にとっては大変なこともある。 例えば電力の容量、40年前の電化製品は知れていることでしょうから30アンペアもあれば必要にして充分だったのが、現代ではかなり不足気味。今は工夫で乗り切っていますが、我が事務所も良くブレーカーを落としていました。電話回線も当時3回線引き込むのがやっと、一時光ケーブルの営業電話が毎日のように鳴りましたが、入るなら入れてみろ!という感じで中々この建物に光ケーブルが入りませんでした。 駅から1分以内という好条件のオフィスとして18年間継続してきたこの地は、捨てがたい魅力がありましたが、データをケーブルでやり取りする現代にはそぐわなくなり、引越を余儀なくされる運命にありました。しかし念願の光ケーブルが昨年末に開通、それも内部の電話ケーブルの所からは配線が取れないので廊下から室内に引き込みようやく人並みの環境になったのでした。 我々は生活しているわけではないので、耐震性とかの対策は分かりませんがまだまだ多くの諸問題があるであろうことは想像がつきます。仮に30歳で購入した人が70歳になり40歳で購入した人はもう80歳になるということが築40年・・・。歳をとり、車を手放す居住者が出て来ることによってやっと借りられた敷地内の駐車場。救急病院と同じ建物だという特殊な環境のここは老後には心強いのかも知れません?。現実は、居住者全員が高齢化している分けではなく、子の世代が居住している例も多々ありそうです。賃貸で事務所使いをしている我々はミーティングに出ることが無いので想像でしかありませんが・・・。若い世代が住めば渋谷、原宿が徒歩圏のここは、やっぱり良い場所か! 中央環状線山手トンネル(3号渋谷線〜4号新宿線)の開通も3月28日16時と目前。工事も追い込みでしょう、かなり道路が片付き始めている。渋滞情報に必ず登場する富ヶ谷交差点の名称も開通と共に消えることでしょう。車にとってもかなり便利な立地です。 2010.2.03 記 山手通りの大橋方向を見る 富ヶ谷から見る山手通りの初台方向。   12階建てのこの建物、40年前はモダンだったでしょう。 駐車場の方から見た40歳の建物。外観はキレイですよ。