エルタスのオリジナルPINケーブル。ロマンチックですね中の電線が1950年前後のWE社のケーブルなんて、そして音に深みが増します。
3種のケーブルを試し聴きして見たけど、こんなことは本当に久しぶりでした。CDプレーヤーなどの機器に付属してくる最もポピュラーなPINケーブルを基準として他に高品位と言われている2万円代の2種類を聞き比べてみました。
オフィスの機器のバランスは決して良くありません。とても古い液晶の文字がカスレているような年代物のONKYOのレーシーバR-100と昔のSONYコンパクトディスクプレーヤーCDP-P71、スピーカーシステムはTANNOY Stirling-HEなんですが、それでも充分違いが分かります。(スピーカーのせいかもですが。)ぜひ自宅の管球アンプLUXMANSQ-38Signatureで試したいケーブル比較です。
ソフトはEmi FujitaのDesperadoで始まる「BEST AUDIOPHILE VOICE 2」このアルバムはPREMIUMレーベルで15人の女性ボーカリストのオムニバス盤です。2曲目はEva Cassidyそして Andrea Zonn、 Jean Frye Sidwell、Jheena Lodwick 、 Corrinne May 、 Etta Jones、 Sofia Petersson、 Alison Krauss等々たっぷりと聴かせてくれます。24ビット デジタルプロセスによってリマスターされた高い録音品質と説明されていますが、本当にすばらしいアルバムです。レコード時代だったら本当にすり減るほど繰り返し聴きましたよ。(1年間聴いていても飽きません)
さて、肝心のケーブルの話なのですが、趣味の世界で間違いと正解はありません。好みの問題だということを前提に私は黒い被覆のエルタスオリジナルPINケーブルがお気に入りです。奥行きが増して深く厚みが出てきます。ボーカルも大変艶っぽく歌ってくれます。
もう一方のケーブルは低域が力強く、高い方も良くなっていますがバランスは太い黒の方が好きでした。表の被覆は現代の素材ですが、中の電線は1950年代前後のWE社のオリジナルケーブルと聞いております。なんだか不思議な感じがします。古い時代のもが良いなんて!
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No.018 LOWTHER Dual Position Acousta のケーブル
当初のプランでスピーカーケーブルは左右分合わせて10メーターの予定。1000円/メーターのケーブルを用意していたのですが、最終レイアウトで16メーターほど必要となり買い足しに行きました。同じケーブルが無くてあらためて購入、あまり太いと床下のパイプを通すのが大変だしメーター600円位の物で調達。
マニアの方から見れば明らかにケーブルの引き回し過ぎでしょうけど見た目も大事な私です。上を見ればビックリ仰天値段のケーブルが存在していますが、600〜1000円のケーブルでも私の昔感覚からすればまあまあです。LUX SQ38 SignatureとLOWTHER Dual Position AcoustaそしてプレイヤーがテクニクスSL1200MK4、DENON
No.029 SONY FX-406、昭和の懐かしいモノです。
きちんと合わせればTVのどこかのチャンネルは映りそうなNY FX-406
SONY FX-406とはラテカセのこと、4型のブラウン管でVHF・UHF帯のモノクロTVを映し、ラジオはFM・SW・MWの3バンド。カセットテープレコーダーは2トラック1チャンネルです。10cmのスピーカーから出力2W。いわゆる3電源と呼ばれるタイプで電池の場合、単1×6個、本体重量は3kg、サイズ325x100x227mmというスペック。推定1978年頃購入かなと、取説が残っていましたがおよそ30年前の昭和モノです。
ブルーバード510の時代に車積で使った覚えがあります。ロッドアンテナ1本では移動中にTVの鮮明な画像を見ることはほとんど不可でした。
もっとも今のW124に取り付けたTV、NAVIも外に付けるアンテナが嫌いなので、映りは無視。室内アンテナなので、走行中相変わらずTVは見にくい環境ですが、好きでやっています。(映らなくて良いなら付けなきゃいいのに、アホです。)
ふと思い出し、バッテリーケースを見たら写真のようにとんでもないことになっていました。液漏れで錆だらけ、いったい最後に電池を入れたのは何時だったのか?
ラジオは機能し、TVもチャンネルによっては映っていた様な気がしたのですが・・・。
今は、まともに動いていませんが何となく捨てきれません。好きなデザインなので、部屋でインテリアとして2008年の今も活きています。
1969年に購入したSONY SOLID STATE