女性ボーカルやジャズ、アコーステックなモノが好きなのでアンプは真空管に決めました。LOWTHERとの相性も良いはずです。音が柔らかく、奥行きが有り癒しのサウンドを奏でてくれるでしょう。そこで遅れている、いや止まっていた情報を仕入れるべく年末に書店へ出向き、管球王国、analog、オーディオアクセサリー、ステレオサウンドなどの雑誌を買いあさり正月にゆっくり見ました。とてもリーズナブルな価格帯で知らなかった管球アンプが登場しています。トライオードサンオーディオ、C.E.C.classic、SOUNDWARRIORなどです。
LOWTHERを前提で選べば出力は3ワットも出れば充分なわけですから2A3あたりの球でシングルドライブ、高校時代のように自分で組んでみようか!いやいや止めます。いつ完成するか分からない。
McintoshはC22や275今の時代も人気のようです。それだけでやっぱり100万円コース!ラックスも創業80周年という歴史の中で新製品が登場しておりました。でもプリ、メイン、フォノイコライザーと揃えたらこれも100万円にどんどん向かっていく価格帯。これは病気になっちゃう。病気になった人達を見ているだけに、自分はしっかりと予防します。(単にお金が無いという話)オーディオは上を見ればキリが無くなります。最後は部屋(家)まで関わってきますから…最初から目標(予算)を決め割りきっておかないとたいへんなことになります。20代の時、まわりの人にいましたよ。6畳の部屋にALTECA7とかJBLの○○モニターとか。病気(ハマルと)になると困ります。何かを犠牲にしながらやる道楽までいけたらそれはそれでハッピーですよね。確かに、何かを換えてその変化を感じ取ることができたら次のステップに行ってみたいのは分かります。違いが分かってくると本当におもしろい。趣味とはそういうモノでしょう。では、道楽とは…。
どうらく 【道楽】((名・ス自))本業以外の趣味などにふけること。その趣味など。「食?」。特に、ばくち・酒色などにふけること。放蕩(ほうとう)。「?者」▽元来は、道を解した楽しみの意。
しゅみ 【趣味】<1>専門としてでなく、楽しみとして愛好する事柄。「?は音楽だ」▽(2)の転。<2>物事から感じ取られるおもむき。味わい。情趣。「?のある絵」。物事の味わいを感じ取る能力。(それに基づく)好み。「?がいい人」
趣味と道楽を[岩波国語辞典第五版]から引用しました。道楽は読んで字のごとし、その道を楽しみ我が道を進むわけですが一般的にはアンダーラインを引いた悪い方の解釈ですか。私が文中で「病気」としているのはこの悪い意味の道楽です。財布に合わせてほどほどにと思っています。なまじ、気持ちの良い音を経験しちゃっていると善し悪しですね。知らなきゃやりようがないですもん。もっとも、お金があれば病気も怖くないのでしょうが…。せっかく揃えても、聞く時間がとれなきゃこれも意味がありませんね。ほどほどのバランス感覚がポイントでしょうか。お金がないひがみです。