NME(New Musical Express)
週刊音楽雑誌。70ページほどのタブロイド形式で500円弱。デビュー前の新人を紹介したり青田刈り激しい雑誌。デビュー前に持ち上げるだけ持ち上げて、イザとなるとタタキ落とす行為も多い。現地のティーンも読んでいると思われるが、実力主義の大変さをスパルタに叩き込まれてる事間違いなし。毎年春に行われるNME AWARD はUKの今をしっかり出していて予定調和なグラミーと違い、楽しい。
チラシ集めに終わりナシ!ということで今日もチラシをチラ見しつつ ショップを徘徊。正直お店側には迷惑きわまりない行為かと思われるがこの生き方を通して地味に社会に貢献してお返しする所存。(どうだろうか?)
前回はチラシについての思いをアレコレと駄文ながらお伝えした訳だが 今回は雑誌について。国内の音楽雑誌数あれど、洋楽に関していえば少なめだ。今では趣味嗜好が細分化され、それに当て込んだ雑誌が増えてはいる。 しかしなぜだか分からんが醤油に水を加えるが如く、内容は希薄になるばかり。情報化社会が故に伝えたい事も増えすぎたためという事もあるとは思うが。
Q MAGAZINE
月刊音楽雑誌。特集も濃くページ数も結構費やしてくれるので買う側からするとありがたい。また海外の広告を見る事も出来るのでそういう部分でタメになる事多数。表紙違いで出す事もあり、コレクター諸氏には嬉しい悲鳴。毎年行われるQ AWRADも必見。 |
MOJO
月刊音楽雑誌。クラシックロック主体なのでビートルズ、ストーンズなどが表紙になる事も多い。筆者的にはジャケ買いでも損はなし。 |
UNCUT
月刊音楽雑誌。Qマガジン同様に特集も濃く、写真もオイシいものばかりでハズせない。 |
で、UK主体の音楽が大好物の筆者としては「ウム。これならば」とエラそうに買える雑誌には限りがある。そこで手を出さざるを得ないのが海外、UK本国の音楽雑誌という事になる。有り難い事に大手のレコードショップには洋書取り扱いコーナーがあり、種類も豊富。我が輩そこでキャッキャッしているわけ。ただ困った事にポンドって高い。週刊誌で500円ぐらい取られる。月刊誌に関してはそれほど高いとは思わないが(それでも800〜1700円ぐらい)なかなかのものだ。
rockin’on
日本国内における老舗ロックマガジン。内容は海外の記事翻訳やインタビューなど内容も濃く、もうずっとお世話になっている。最近は編集長交代によりやや迷走感は否めないが同世代の編集長だけあって筆者的には読み応え抜群。ジミーペイジを怒らせる事が出来る渋谷陽一ってすごいな。 |
ローリングストーン ジャパン
国内版月刊誌。ドデカいブランドネームを引っさげている割に、内容は目を疑う程希薄。音楽雑誌じゃない事が最近になってやっと分かった。ニーズはどこに?何を考えているのか分からないとても不透明な雑誌。号を重ねるごとに薄くなっていく雑誌は見もの。大失敗とはこういう事か?名前につられて買う筆者としてはただ文句しか出てこない。買わなきゃいいジャンということだが、そこはまたほら蒐集癖の悪いクセというやつで…。 |
肝心の内容だが、え〜….まあ….ぜ〜んぶ英語なんですよもちろん。ま、そこはなんというかこう….念?いやフィーリング?で乗り越えてみたり出来なかったりと、Yometakininateirundakedomo…
つたない英語力で情報を読むもヨシ、日本にいては見る事が出来ない写真が見れたりと至れり尽くせりではあるわけで、嬉しい事には変わりはない。ただ上記内容は全てインターネットで探る事も出来てしまうので (雑誌ごとにオフィシャルサイトがある)情報などははっきり言ってネットの方が早い。写真もググればいくらでもある。それでも購入するに至ってしまうのは蒐集癖の悪いところで。え〜っとほら、仕事の上でインスピレーションやらを得たりする事も多々ある訳ですよ。(言い訳)
こちらもどうぞ!
No.004 チラシ奮闘。
小生、デザインの仕事に末端ながら関わっていたりするのでイッチョまえに 職業柄というか蒐集癖というか雑誌からチラシまで何でも容赦なく集めてしまう。 あ、こういう手があるのかと思ったり、この技法パクりたい(良い意味で!)とか 非常に勉強になる。多分デザインに携わっている人たちは皆同じ事を していると思われるが。日々精進。で、日がなウロウロと本屋からデパート、
No.017 ブレてない。
ここ数年、「ブレてない。」なんて言葉を耳にするようになってきた。
目標、目的をコツコツと積み上げる精神、
はたまたコレと決めた物事にまっすぐ向かう根性とでもいう事だろうか。
趣味の世界においては無縁の言葉であったはずが、情報量が消化しきれないほど
溢れている今では嬉々としていい状況である反面、迷いやすく、
あらぬ方向へ行ってしまいがちにもなる。「ブレてない」というのは
重宝するべき精神なのだろうと思う。
ま、言う事で自分に喝を入れている事にもなるからだろうが。
実生活ではブレまくりの筆者ではあるが、
こと好きな音楽に関しては全くブレずにいる。
またそれが仇でクラブミュージックやらクラシックなど他ジャンルには
まるで縁が無くなってしまった、というかてんでダメにしてしまったというか。
ある意味勿体無い思いをしているのも事実。
不器用なのは高倉健だけではないのだ。(古い)
最近のUKロックシーンはひとつ大当たりすると
その音楽に右にならえとばかりに似たような音が大量生産される。
どの商売も同じ事だが賢明な方法ではある。が、こちらとしては
たまったもんじゃない。「またこんな感じか。」とガクリ肩を落としてしまう。
若い頃ならちょっとした違いでも感じ取れるのかもしれないが
自称「ブレてない」オジサンは(便利な言葉だな。)とてもいい年しているので
ピュアなきらめきが無いのね。だからほんのちょっとの違いじゃ
感銘を受けにくくなっているのね。
いっそキリンが次の日にゾウになっていたくらいの衝撃が欲しいわけですよ。
え?似たような音が大量生産=ブレてないという事ではないかって?
イヤイヤイヤ。イエイエイエ。それは違います。
自分にとっての「ブレてない」とは、ビートルズから始まった脈々と受け継がれている
音や感覚がどのように表現されているか、またその精神がどう昇華されていくのか
を音楽から聴き取り、または雑誌のインタビューから読み取ったり、
ヘベレケになって倒れているアーティストの写真を見ながら
「なるほど、そういうことですか〜。」独り合点し、
牛歩な道のりで「これはブレてない。」とこれまた独りで勝手に判断していくわけです。
そこまでやって、やっとキリンがゾウになる衝撃を感じるんですな。
ウ〜ム、ここまで書いていてなんだが、筆者、何てめんどくさい、厄介な奴。
No.022 夏、ロック関連諸々。
歯、とりあえず痛み収まる。
人生で一番痛かった事かもしれない。
ビートル関連のニュースがちらほら。
以下音楽情報サイトバークスより。
世界で最も有名なドラム・スキン、1億円で落札
ビートルズの『Sgt