No.001 W124エンジンオイルの交換と銘柄。

20代の頃に、車のメンテナンスの中でも一番簡単であり、かつけっこう重要なのはエンジンオイルの管理だと諸先輩方に聞かされたものでした。

「安いオイルでもいいからこまめにやった方が良い」とか、「いいオイルはやっぱりいいぞ」とか3000キロ毎に交換、5000キロ毎に交換など(マニュアルブックによればもっと長いのですが)人によって言うことが様々。そこで私は5000キロ毎にフィルターと共に交換というパターンで長らくやってきました。 

300DT時代はずっとドレンから下抜きでやっていたのですが、車種によってオイルパンの構造(形状)が異なるので全てドレンから抜くのが最良ではないとの話を聞きました。 W124の場合は上抜きが良いとのことでしたので以降は上抜きでやっています。 オイルの銘柄は専門店にお任せ、7~8リッター入るので安めの¥1000/Lくらいのオイルでやっていました。

ちなみに私の車との付き合い方は、直しながら長く乗るタイプです。 オイル交換はガソリンスタンドでやったことはありません。 W124 280E(1993)も6月でちょうど9年たち145,000キロほど乗っています。 前の車W124 DTの時は年間約3万キロ程走ってましたが、今はかなり減っています。

オイルの銘柄は何が良いか?最初はValvoline。

初期はディラー任せでオイル交換をしていましたから純正ですね。 たまにはいつもと違うオイルを入れてみようと、バルボリンの5万キロオーバーの車にはコレという新製品を入れてみました。結果は特に変化する部分も感じ取ることができませんでした。(私が不感症?なのかなと思いながら)そうこうする内に次の交換時期がやってきました。  

   

FINAで大いなる変化を体感する。

そこで以前のオイルに戻さず、ちょっといいオイル¥2200/Lでいってみようとフィナにトライ、マルチグレードの番数は同じまま10W-40を入れました。結果 はおおいなる変化を遂げました。抵抗が減ってエンジンが軽く回る様になることがはっきりと体感できたのです。 20代の頃はケミカル用品、添加剤、タイヤ、補助灯、プラグなど人並みには色々とやっていたのですが、今はすっかり縁遠くなっていましたから、久しぶりに当時を思い出しました。(良い結果が出ると一人でニヤリという感じで…)ところが、良いことばかりではありませんでした。  

   

夏場にはTOTALで、 15W-50を試す。

9年14万キロという時の中で車も当然その分は老化しているわけですから…。 前々からエンジンオイルの漏れが有りフロントカバーとオイルパンガスケットは交換し、そこそこ漏れも止まっていたのですが、また漏れが始まってしまいました。やっていないヘッドガスケットからの漏れの疑いが濃厚です。ヘッドを開けると周辺チェックも当然実施することになり、その具合によっては入院が1週間前後という話、私の場合仕事の足にもしているので何とか策はないかと漏らしながら走っていると、早いものでまたオイル交換の時期になってしまいました。そこで相談しながら緊急避難の策として、夏に向かうこともあるしいつもの10W-40を若干粘度の高いトタル15W-50に変えて交換することにしました。  

結果、漏れはそこそこ治まっています。

エンジンの回り具合もそんなに抵抗感を感じることもなく只今順調に走っています。 車に備わる油圧計の指針がおかしかったので、修理依頼をし、普段より油圧計に注目していましたが、ほぼ交換時期の5000キロ頃に高速連続走行後の油圧がアイドリング時にもしっかり1.5以上を示しています。1000円と2000円の差はこんなところにも現れるかと再認識した次第です。

普段あまり気にしたことがない皆さんも一度トライしてみたらいかがでしょうか?自分の車や走り方乗り方に最適なオイルを選択することで自分も気持ちよく、車にも優しいオイル選びになるのではないでしょうか。 オイル選び、管理で何かお役立ち情報が有ればぜひ、経験豊富な方の助言をぜひお願いしたいと思います。


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No.022 エンジンオイルの基礎知識。
知っている人の当たり前が、知らない人にとっては結構ショッキングだったり。これ当たり前のことなんですが無知ほど怖い物はないですね。知らず知らずのうちに自分の物を壊してしまうことになりますから。 エンジンオイルも、国産車のエンジンの設計屋さんに言わせれば、理想的な設計時のオイルを指定してもユーザが必ずしもそれを守ってくれる保証はないし、違うオイルを入れてエンジンブローの責任を取ってと言われても困るし、結局はとにかくオイルが入ってさえいれば壊れないと言う。エンジンを作らないとダメだと言う前提で設計すると言う話を聞いたことがあります。そうだとすると(我が国では多分そうなんでしょうね)一生懸命考えても結局あんまり意味がなかったりして疲れますが…。 でも入れたオイルで走りが変わるのも事実ですね。一方輸入車では指定オイルが鉱物油となっていたのに、化学合成オイルを入れてしまったら調子が悪くなって最後は壊れてしまったとか、カムシャフトまで変な摩耗をしてしまったとか結構厳しい話もあります。私もその辺の事は無知でした。(私自身は専門店に行くので心配はないのですが。) スタンドでやる場合なんか運が悪いとあまり知らないバイトの人が間違えてしまう? なんて事がないのでしょうか?(失礼)系列のスタンドでは、その銘柄のオイルが有るわけですが、それが100%鉱物油とか100%化学合成オイルか半合成オイルとか、全て持っていて車によってキチンと使い分けてくれているのでしょうか? 私はせいぜい10W-40とかのマルチグレード番数くらいまででそこまでは考えたこともありませんでした。
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No.134 エンジンオイルも交換時期に。
232,000kmが予定のエンジンオイル交換も400キロオーバーでオイルフィルターと共に交換となりました。いつものバーダルです。冬に向かうのですが、添加剤B2も入れておきました。ミッション、エンジン、デフと各所のオイル交換がほぼ同時期に重なりました。 夏より今からの季節が得意なW124 280E、7月に最新のポータブルナビも用意できたし秋の行楽を楽しむ準備は整いましたね。 下抜きでのオイル交換です。お隣にジャガーのMK2 3.8が入庫していました。曲線のボディラインが目の保養となります。クロームとウッドそして革の醸し出すインテリアの雰囲気は最高ですね。ライト周りは懐かしのルーカスです。
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No.081 下抜きでオイル交換
水温計は90℃位、アイドリングで油圧も充分(まだ暖まっていないかな)216,241キロを示すオドメータ、時計はお昼ご飯です。深夜ではありません。 W124の話も間が開いてしまいました。特記事項が無ければ元気な印、仮に入院が長いとまた停滞。81話を迎えた今回はオイル交換、銘柄はBARDAHL(バーダル)フィルターと共に交換します。5000キロで交換のサイクルだと、「乗らなくても半年毎に交換した方がいいよ」に近い年間走行距離になっています。フィルターは通常オイル交換2回に対し1回のサイクルですが、私の場合オイル交換時に共に交換しています。バーダルの場合、工場のお勧めでB2オイルサプリメントも添加します。 このサプリメント効能の能書きは、「保護膜(コーティング)を形成し潤滑能力を向上、エンジンの磨耗とオイルの酸化を抑制しながら、失われたエンジンパワーと燃費効率を回復します。」なんです。走行20万キロを超えたW124 280Eには有効なのかも知れません。 もう、車検だぁ 実は昨年気にしながらも、1年点検を実行しなかったW124は今年6月には8回目の車検です。1ヶ月前から大丈夫というので5月に検査を受けるように段取りをすることにしました。要は2ヶ月ほどだまし乗りです。とは言っても現在は快調そのものですから特に大きな心配の種を抱えているわけではありません。でも完治していないミッションの不具合は相変わらずです。ノロノロ渋滞時の1速から2速のシフトアップ時の変速ショックがねぇ・・・。 下抜きでアンダーカバーを外していますから1ショット、フロントカバーからのオイル漏れが若干ある程度(コレはW124にとって病気ではありません。)まあきれいなもんでしょう。 車にもサプリメントその名もBARDAHL B2オイルサプリメント。   ドレンからのオイル交換、上抜きと比べるとやはり大変ですね。