2006年5月のこと今年初めてかなと思うくらい久しぶりの洗車でした。フードを開け、ウオッシャー液を補充したりの点検中に左ヘッドライトのレンズと本体側を止めるプラスチック製の ツメが割れていることを発見。
今すぐどうこうは無いでしょうけど、やがて雨などが滲入して レンズが内側からくもり出すでしょう。外側のケースだけというオーダーは、おそらく無いでしょうから アッセンブリーで交換ですね。2006年6月12日にThreepointにて左のヘッドライト交換。 500E用のレンズだけの交換とか、内部のクリーニングを お願いしたことがありましたが、そのままツメを外すと たいへん折れやすいので脱着はとても神経質になると、 メカの方は言ってました。
ドイツのというかメルセデスのプラスチック類の耐久性は弱い! シート廻りのプラスチックパーツ、そして特に エンジンルームのプラスチックパーツはたえず高温に さらされる為、特に折れやすくなります。更に年数がたっている場合は顕著に表れ、脱着が必要と される整備時には、折れるのでパーツを用意しておくということが当たり前なのです。
ラジエターのジョイント外れトラックに乗る。
この後のトラブルは、7月24日でした。ラジエターのジョイントが外れ、冷却水が噴き出し立ち往生。保険会社に連絡し、事務所近くの工場まで約7kmほど 私のW124はトラックに乗りました。部品自体はわずか¥830のジョイントなんですが・・・
年明け正月休みに長距離を予定していたので、12月26日に健康診断を受けておきました。問題はなくオイル交換をしたくらいでした。
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交換したヘッドライト |
ラジエタージョイント |
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No.071 110度。ビックリしてはいけない?
猛烈な熱が発生するエンジンルーム内。ハーネス類は経年でボロボロになってしまうのだ。
H3のイエローバルブが見つかって、このパーツはまたまた氷漬けの運命を辿る可能性濃厚です。と結んだ前回のエッセイだが正しくその通り。H3のイエローバルブは存在し、パーツは今だ氷漬けなのです。
そして氷漬けの涼しい話ではなく暑い話がひとつ。梅雨はまだ明けていないが蒸し暑い日が押し寄せる。昔々あせった110度付近の水温計の指針も今や驚かない。指針がこの位置に来れば電動ファンが最強に回転し、速やかに100度界隈に針は下りてくる。90~100度が当たり前なんて言うのだから、東京の夏を長きに渡って過ごせばW124に、いわゆる熱害も発生するわけだ。80度からピクリともしない国産車とは大違い!
エバポレータも交換したしエアコンはほぼ大丈夫と思っていた、とある日、吹き出し口から出る風は生暖かく湿った外気のまま。温風ではないからヒーターバルブではないな!などと考えを巡らしながら走るも額が汗ばんでくる。ヒーターバルブがトラブッた時は「一度エンジンオフ、再スタートして見て運が良ければ正常に戻ることあり」とアドバイスをもらい急場をしのいだことを思いだし同様の作法で問題は一時的には解決した。パソコンもコレ異常なんて言うとき再起動で回復することは良くある話。結局原因は特定できないのだが・・・。
対策の知恵を授からなければ・・・とホームドクターにコンタクト。あれこれ話して結論は「エアコンリレーかな」でひとまず着地。リレーならパーツの交換は素人でも出来そうだし次に症状が出るまで現状で走ることにする。予備にエアコンリレーを買って持っておけば安心かな。エアコン関連のパーツでコンプレッサーは、交換した記憶がない21万キロ17年の280E。トラブル時にはどんな初期症状が出るのかな?
手慣れたW124乗りは、あらかじめそれらのパーツを海外から直接購入したりオークションを駆使し安価に入手している様が、頑張っているホームページやブログから窺い知ることができる。リレートラブルの原因は基盤の半田のクラックであることも多いらしく、名人達はリレーをバラシ、半田を盛り直して回復させることもあるようだ。その辺は序の口で、プロも嫌がるエバポレータ交換まで自力でやっちゃう豪傑の方もいらっしゃるからビックリ、尊敬しちゃいます。
バッテリー後方の黒いカバーの中にフューエルポンプリレーとエアコンリレーが収まる所。
カバーを外すとリレーが入っている。リレーからの配線がトラブルとちょっと厄介らしい。
ここに付いているのが、電動ファンスイッチ、プレッシャースイッチなどAC関連のパーツ。
このカプラーも接触不良でエアコンが働くなったこともあった。接点復活材を噴霧してOK。
No.005 W124はヘッドライトが暗い?明るくするには…。
ノーマルではグレーのプラスチックになっている反射鏡部分が、500Eのレンズは見ての通り メッキになっているので照度アップにかなり貢献していそうです。
交換したノーマルの古いレンズですが、かなり汚れています。この清掃でも効果はありますが、 反射鏡部分の構造の違いが決定的に明るさに関わるでしょう
1994年初めてのドイツ、アウトバーンでそして市街地で 感じたのは車のライトが日本より暗いということ。(私だけですかね?) 長期に渡り使用したヘッドライトは、
No.065 両目のシール完了したW124。
汚れていたレンズと反射鏡も磨いてピカピカです。雨の後もとりあえず大丈夫でした。
写真向かって右側、つまり左ライトは慎重にやれば良かったのですが下に垂れています。
昨年10月に発見していた右ヘッドライトの水漏れを修理しました。左側と同じようにレンズを止めている(貼っている)ベースとレンズが浮き上がり動いていました。ウインカーと下側のフレームでかろうじて止まっていた状態です。2003年10月に500Eのレンズに交換し、08年5月に左側ライトにシール。5年持ったと言うべきか、5年しか持たないと言うべきか分かりませんが何れにしても接着剤が弱すぎると思います。これも日本特有の熱害なのか?
500Eへのレンズ交換はお薦めアイテムなのですが・・・。取り付けるときに最初からこのシール法を施せばなお安心!していられます。スリーポイントにて。
93年から追うと95年にクレームで右側アッセンブリー交換。98年右側水漏れでパッキン交換06年6月、角度調整用のバキュームパイプ接続部が欠損し左側アッセンブリー交換。が主な過去歴でした。
不思議ノーマル時はレンズとベースが剥がれるという事態には遭遇しておりません。