No.042 W124火がつかない。燃料、電気がほぼ同時に・・・。

取り外した燃料ポンプとリレー、最初の燃料ポンプの交換は98年6月の車検時、走行92,177km時。そして今回はほぼ10年後の2008年5月 200,877km、11万キロ近く走れたことになります。

5月14日からが大変な日々でした。15日に燃料ポンプやリレーを交換し、一件落着かと思いきや工場を出て20分も走ったところ、ナビがデータが読めないとかアナウンスします。 おかしいなで、ハザードを点灯しエンジンオフにしますが点滅のしかたが異常。 そしてイグニッション再スタートで点火しません。

工場に連絡したところ、「バッテリーの端子を磨いてみて」とのこと端子を磨いてスタートすると火は付くのですが、回転が異常です。 走れる状況ではありませんので、車を止めた付近を歩きまわり車屋さんや修理工場を探します。幸い信号2つ分くらいで修理工場が見つかったので状況を説明し、バッテリーのマイナス端子側のコードを作ってもらい再びスタートを試みます。 エンジンはしっかりとかかりました。(ヤレヤレ)

立ち話の中でオルタネーターを簡単に試す策として、エンジンがかかっている状態で、バッテリーのマイナス端子をはずしてエンジンがストールするようだとオルタネータが仕事をしていないと判断していいのでは。とのこと(ただし93年式のような古い車での話で、現代の車は問題がなくても止まりますと他の方から聞きました。) 試すと、280Eのエンジンは停止してしまいしたがそのままに立ち話は続きます。 話を切り上げお礼を言ってエンジンスタート、ところがセルはピクリともしません。あわてて修理工場へ戻ります。立ち話の最中もスイッチはオン状態になっていたわけで、それだけでバッテリーが終わっちゃったんですね。 親切にもバッテリーを貸していただけたので、急ぎ事務所近所のいつもの工場に戻ります。

点火しないということは、主に燃料系か電気系なのですが、タッチの差でそれがほぼ同時に来たのが今回の、W124火が付かないの結末でした。 5年と9ヶ月元気だった純正バッテリーは、充分にお役を果たしてくれたのでチャージすることは止めて純正からBOSCHに交換、オルタネーターも BOSCHのりビルト品に交換し17日に修理アップでようやく落着しましたが、バタバタの1週間でした。 オルタネーターの交換は記録にありませんでしたから20万キロは保ったことになります。

BOSCHのバッテリーが新しく入りました。青い被覆が新しくなったアース側ラインです。しっかり?腐食していました。プラス側純正ケーブルも鉛?でかしめて有り、カットしてみても腐食は見られませんでしたが新規作成しました。   スターターに回る太いプラスのラインはヘッドカバーにあたるので保護用にホースでカバーしタイラップで止めます。本来ハーネスカバーに納めるのですが、メス側が緩くなっており全ケーブルを収納するとカバーがすぐに外れてしまうので苦肉の策です。
     
気休めかもしれませんが、カバーをしています。細い3本位のラインの被覆はパリパリ状態で一部導線がのぞいていましたのでビニールテープを巻いてもらいました。プロも触りたくないエンジンルーム内の”パリパリ”配線です。   今時骨董的なW124のヒューズボックス。ヒューズが飛ぶトラブルはそうそう起こりません。些細なことで接触不良などを起こす可能性もありますので、経過年数で全本数差し替えも予防でしょうね。私も近日やるつもりです。
     
ヘッドライトを保持する役目を持つプラスチックの小さなパーツですが、見ると爪が折れ役割を果たしていません。交換となります。   見よい黒々から、白けバンパーウレタンに戻ってしまいました。黒々効果の持続は長くありません。何しろ吹き付けたのはタイヤクリーナーですからね。
*写真はすべてGX100にて    

人気ブログランキングへ ブログランキング
こちらもどうぞ!
054_t
No.054 再び電気トラブルのW124原因は、またオルタネータ。
自走できない電気系トラブルに再び遭遇。トラブル前夜、ヘッドライトがやけに暗いなあと思いながらの帰路でした。翌日、走行中にABS、SRSの警告灯が点灯。停車し様子を見ていると回転計のふれ方が異常、明らかに電気トラブル。今年5月200,903キロ走行時で交換したオルタネーター、バッテリーも新しいし一体どうなったのかな?と思いながらエンジンを切る。再スタートを試みるが、セルモーターは応答なし。どうやら電池は枯れたようだ。積載車を呼ばないとお手上げ状態。保険屋さんに連絡だ。ところが任意保険の証書が車にない!いつも手帳のホルダーに入れていたのだ。大失敗!退会したJAFを呼ぶしかないかなと、もう一度イグニッションオン掛かりましたエンジンが、警告灯もついていない、と思うもすぐに点灯。ここは三鷹、近くのヤナセまで保ってくれよと祈りながら走行。あと2〜3キロの地点、レクサス西東京の前でエンジン停止。 レクサスの皆さんにとても良くしてもらいました。 レクサス西東京のスタッフの皆さんに助けてもらって、ひとまずディーラーのパーキングへ止めさせてもらいチェックしてもらいましたが、電圧は6ボルトしか出ていません。オルタネータは換えたばかりと言うとケーブルかな?いずれにしても回路図もないし、ヤナセへ運びましょうという結論に。ヤナセに連絡し、折り返しの電話待ち。ヤナセはレッカー業者と連絡が付かないとのことで、レッカーの手配までレクサス西東京にお世話になってしまいました。ありがとうございました。武蔵野ヤナセに運び込むも今日は日曜日、明日も祝日で点検は4日からでした。5日の診断結果の連絡はアイドリングでノーチャージ、2000〜3000回転ではチャージするけどオルタネータ不良で要交換。ラジエータも漏れがあるかも知れません。ドキッ! 集中して積載車に乗っている280E クレームで修理のため、オルタネータを交換した工場までまたまたレッカー。6日やっぱりオルタネータでした、ケーブルもかなり抵抗がありますとの連絡。パーツの到着が8日土曜なので仕上がりは10日の月曜日予定。しかし完成しません。11日午後です。休日があり2箇所でのチェックとなったものの、長い長い10日間でした。オルタネータ一個プラスハーネスで。先回りで早めのパーツ交換はトラブルが起きにくいので良いのですが、費用がかさみますし悪いところだけ直すと、また同系統のトラブルを発生する率が高まります。理想的にはちょっとだけ先回りで修理して欲しいものですね。今回のように交換したパーツの不良は初めての経験ですが、かなりストレスになりました。任意保険の無料レッカーはAIUの場合10キロまでなので、古い車は、そろそろJAFに再加入した方が良いかも知れません。 オルタネータとケーブル類を交換、バッテリーマイナス端子のラインも交換したばかりだけど加締めの部分が良くなかったらしい。サイズが合わなくて古いパーツを流用したのがいけなかったようだ。   オルタネータからのケーブルラインエンマウント付近 同じくリザーブタンク付近のケーブルです。もうすぐバッテリーのプラス端子へ。
Exif_JPEG_PICTURE
No.152 W124間欠ワイパー、動作がまだら
間欠ワイパーの動作がまだらになる状況は、昨年の11月に初めて発生していた。通常の動きは問題なく動作しているので今回4月の整備時に見てもらったのだが、その時は症状が出なかったそうだ。リレーはパーツとして高価ではないのでともあれ交換することに・・・。おそらく19年23万キロの中で初めてだと思う。 エアコンもコンプレッサーが回っていない事が昨年一度起きた(その後は起きていない)ので念のため点検。やはり症状は出ないため今はとりあえずそのまま放置なのだが、今のところエアコンも問題なく効いている。 やや早めだが、冷却水やエンジンオイル、ラジエターキャップなどの交換をお願いしておいた。
Exif_JPEG_PICTURE
No.122 ヒューズホルダーも・・・。
ヒューズホルダーでblower motor12番の陥没が激しく接触不良が発生しそうなので、FMCS設置の折にボックスの外へ引っ越ししてもらいました。ブロアーモーターはエバポレータ交換の折り一緒に交換していますが、乗ったら必ず使うファンだし、過去に2回ほどヒューズ交換の記憶があります。とは言っても約18年間にですが・・・。 過大電流で遮断される回路がヒューズなのですが、モーターが具合悪くなると何か悪さをする部分があって熱が発生し土台を溶かし陥没していくようです。 DポジションのAuxiliary fanもモーターですがホルダーは陥没していません。今までは良好な様です。 陥没の激しい12番このままではいずれ接触不良を起こしそうです。 12番blower motor12、DがAuxiliary fanモータは他にもたくさんありますが、頻度の高い12番がダメージでした。 ヒューズボックスの外へ避難した、12番blower motorのヒューズホルダーです。