車検証に、中古市場での不正防止のために走行距離が記載されCOPYの文字が複写すると浮かび上がる。
まもなく満15年が経過し16年目に入るW124 280Eは今月7回目の車検を迎えます。15年20万キロも過ぎてみれば早いものです。 W124のいろいろなウェブサイトに感化されて、過去の整備データを引っ張り出して整理し(A4で13ページほどになりました。)眺めてみました。96年に受けた最初の車検の整備内容が出てきませんでしたが、後はほぼ概略が掴める程度には資料が揃いました。およそ15年分の整備記録はオモシロイな!? 1989年W124 300DTからお世話になっていたメルセデスのディーラーとしてのCAPITALにて280Eは2000年まで3回の車検を受けています。
諸般の事情でCAPITALはJaguarのディーラーになってしまい、その時紹介されたのが世田谷ヤナセでした。自宅からは勿論、事務所からもちょっと遠いので2002年以降は事務所近くの工場で車検を受けています。そこでも3回の車検を経験。そして今年7回目の車検を迎えることになりました。
過去データから浮かび上がる車検整備の差。
費用面で見ると総じてディーラー系は高い。でもこれはやらずぼったくりの類ではなく、ユーザに「路上でトラブってJAFを呼ぶ様なことをさせてはいけない」という前提で、先回りしての整備システムなのかなと考えます。ブレーキのディスクローターなどディーラーは本当に定期的に交換してしまいます。 主な交換パーツの周辺パーツも含めて交換するやり方によって必然的にレジメーターは上がってしまいますが、(もっとも、これは全くお任せで車検をヤル場合の話ですが。)燃料切れやパンク以外でロードサービスを呼ぶようなことは殆ど起きないと思います。
12万キロ位まではCAPITALに掛かっていたのですが、11万キロ位の時にAT/Mのリビルト品での交換を促す見積書が残っていました。その時にはやらずに20万キロ近くまでミッションは持たせたのですが・・・。リバースが入らない!なんてところまで我慢するのは頑張りすぎでした。(ホント) 一方、町の工場ではどうでしょうか? どこまでどのように整備するかを相談しながらやれば、ディーラーも町の工場もあまり変わらないと思うけど、モノによっては中古のパーツを探してくれたりで多少は安く上がっていると思います。
いずれにしても同じ工場に掛かればカルテがあるわけで効率が良いでしょう。 少しでも安くやるなら、パーツ交換する際、周辺の補機類を脱着するのが大変な場所の場合は、その周辺のパーツもついでに交換してしまう。とか方法があると思います。 担当者とよく相談することが最大のポイント。 悪いところだけ修復するのでは無く、予防的な見地からも判断してもらい、少し先回りしてメンテナンスしておくことが重要だと思います。 私のW124 280Eは、15年20万キロでロードサービスのお世話になったのは、前期に自爆事故、アクセルワイヤーの抜け、後期にラジエタージョイントパーツの抜けの3回位だったと記憶します。JAFも随分前に脱会しています。今は任意保険にロードサービスも付加されていますから。
ちょっと記念撮影、ボディは汚れているのだがアンスライトグレーと呼ばれる172番カラーは目立たないので良いですね。 |
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燃費は良いに決まっていますが、エンジンの調子が良いとついつい踏んでしまうアクセルペダルのお陰で最近いつもより少し悪化しています。 |
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交換したチャンピオンのワイパーブレード、末端がガラス面から浮いているが端の方なので吹き払いに支障はない。視界良好なりと言うところ。 |
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ボンネット裏側のゴム系のパーツ、走るに支障は無いがボロボロで触ると崩れそう、車検時に交換しようと思っている。 |
*写真はすべてGX100にて
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No.154 9回目の車検を終えたW124 280E
前回から2ヶ月も間が開いてしまいましたが、6月に9回目の車検を238,600キロで迎えた93年式W124 280Eは、只今とても快調で現在オドメーターは239,611キロです。
アバタもエクボの時代が終わり、冷静に某社のFMCSシステムを振り返ればトラブルだらけで、まともに仕事をすることが少なく、ハラハラドキドキでどれほどストレスだったか・・・。
全て撤去し純正に戻った今、必要な時にアディショナルファンがキッチリと作動し、「あれ、この水温でも作動しない、やばいね」「エンジン切っても止まらない!」等々から解放されています。
エアコンも良く効いてくれ猛暑の渋滞も今のところは問題なしです。でも、不具合が何時襲って来るか分からないのが、満19年が過ぎ20年目に突入しているW124なのです。
No.172 2014年は10回目の車検
2014年は248,926キロからスタートとなります。昨年は走行7000キロにも達してない過去最低の記録となってしまいました。30万キロ到達までに何年かかるのやら・・・。
写真は1月14日自宅に戻った時のメーターですが、外気温2.5℃の中75℃のサーモだと60℃チョイを示す程度。温風は出ているので良しとしていますが、寒冷地には行きたくないですね。
そして今年6月には10回目の車検を迎えることになりますが、その前にタイヤ交換も控えています。ご近所で交換するとレグノ(3回は履いています。)になってしまいますが、どうしょうかな・・・。
昨年末は良くない恒例の点火コイル不良による不具合が発生、毎年同じ場所がトラブルのが気になっていますが旧型の中古コイルをお借りして(1個目は4日でアウト2個目が順調)とりあえず快調というところです。
なぜ1年ほどで同じ場所の点火コイルに不具合が生じるのか、根本的な原因は特定できていません。最初からの点火コイルは18年(約23万キロ)保ったのですから1年足らずで壊れるのは???違いは非純正品という点ですが・・・。純正に変えてみる意味が有るのか、迷いますね。(快調だから・・・)
2014.1.21B記
No.144 さあ、2011年もまもなく終わりです。
とにかく大変な年でした。被災地の方々のご苦労は想像のしようもありません。そんな状況の中で3月以降もたわいのない話をつらつらと多少気が引けながら綴っておりました。
今年のW124 280E交換は次のような作業がありました。
4月FMCS導入、イグニッションコイル交換(ブルンとくるエンジンの不具合は解決)、FMCSの完全動作のためにアディショナルファン交換、ボロボロのパーテッションパネル交換、トリップメータートラブル修理、7月予防的にバッテリー交換、治りきっていなかった3年前のAT/MのO/H10月にバルブボディだけ再びO/H(1、2速の変速ショックは、こんなモンかなまで解消)、初めてのデフマウント前後交換とデフオイル漏れ修理などでしたが、4月から夏の間はFMCSで疲れ果てていました。後半再びエンジンブルンブルンで原因はまたもやイグニッションコイル(1個だけ)不良。前のオルタネータもそうだったけど、交換したばかりのパーツがいってます。そう言えばプラグコードも2年しか保たなかったっけ。電装品はついてないなぁ!そうだ、14年間使っていたナビは7月にポータブルナビを付けたのでご苦労さん!になったのでした。ラジオやCDステレオは現役で続行使用中です。
フロントスピーカーのネット上にガラスのスリーポインテッドスターが透過し、陰を写し込んでいます。