昨年12月4日に取り付け翌日の夜、片道5キロほどの某社に向かったのですが、ライトが確かに明るくなりました。そこの方は、W124についてかなり良く知っている方なので、ちょっと乗ってもらいましたが16年20万キロの個体でライトの明るさ、エンジンの調子の良さ、車の軽さ(そんなにアクセルを踏まなくてもドンドン転がります。)に驚いている様子でした。
車の軽さは「SSBS」のブレーキ整備が施してありますのでどれがどうかの因果関係は、まだなんとも判断できません。エンジン音、トルクを始めフィールの部分でいろいろな向上が感じられると聞いているSpark Pulse V12です。
判定の難しい、燃費はどうかな?
昨年12月8日に満タンにし206,021kmからの燃費チェックです。正月は特にどこへ行った分けではないので13日までの1ヶ月プラスで約1000キロ走行。およそ26リッター位が2度、W124が入院した13日に37リッターの給油をしています。3回給油の燃費は、都内チョイ乗り6.04k/L、渋滞の高速&一般道8.48k/L、一部高速&都内7.68k/Lで平均7.43k/Lという数字です。ちなみにW124 280Eはカタログ表記の10モードで6.9k/L。
燃費を記録し出したのは2007年4月からですが、Spark Pulse V12取り付け前2008年の平均燃費は30回の給油で平均7.11k/Lでした。悪くないと思います。今回、取り付けてからわずか3回ではデータとは言えないので燃費変化の実感はまだまだ時間が必要です。
W124 Clubの燃費データから。
ホームページのW124 Clubのアンケート集計を見ると6k/Lが30.3%、7k/Lが24.9%、
8k/Lが16.4%、5k/Lが15.5%と続きます。排気量はディーゼルから5リッターまで含まれ、上位から300Eが27.1%、E320が12.9%、230Eが9.6%、E280が8.9%となっています。
バッテリー側面に取り付けたSpark PulsV12 |
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エンジンルームで見るとこんな感じです |
現時点で燃費に関する実感。
日常の中で、比較できる同一条件の走り方がありませんから、厳密な燃費評価は難しい
と言うところが本音。でも、右足(アクセル)のコントロールで燃費を向上させることは可能だと実感しています。この280Eも最悪5.32k/L(オルタネータトラブル時)から12.94k/L(高速で約2千キロ)まで2倍以上の幅があります。高速だけの長丁場があれば、また比較材料になるので報告しましょう。
その他の利点は?
取り付けてすぐには感じず1〜2週間乗って見て思ったことですが、車が更に良く転がるようになっていること。力(パワー、トルク)が出ているのか?そんなにアクセルを踏まなくても走ってくれるし、踏めばスムースに加速体制です。 40〜60km/h付近は、アクセルをほんの少し踏むだけで転がっています。
100km/h巡航も軽い踏み方で大丈夫、快適。エンジン音も静かになったような感じです。調子が良いのでつい踏んでしまいがちで、踏めば当たり前ですが燃費向上からは遠くなります。
バッテリー延命確認も大変。
ヘッドライトも明るくなりました。これでバッテリーが長持ちしてくれたらそれだけでも元が取れ、快適な部分が丸儲け。ですね!この280Eは満15年間でバッテリーは4個交換、最初に付いていたものが4年、次も4年でその後のは1年位、今思えばこれは容量が小さかったかも知れません。(バッテリー自体が小さかった記憶有り)4個目が6年、平均3.8年の寿命でした。16年目に向かって5個目のバッテリーが換装され、バッテリーの延命を確認するには最低4年以上後のことです。 現時点の評価でもマル、私は、「快適自動車生活グッズ」と位置づけました。
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No.012 2台目のジェミニ2年と10ヶ月の短命。
仕事用にはもっと実用車をと、2台目の購入を検討。1986年、年間の走行距離も考慮し、エコノミーである ディーゼル+ターボのジェミニ(N-JT600NJTC)に決定。オートマのジェミニが10月20日に納車されました。車体色は、ピューターと呼ばれるW124 300DTの色アンスラサイトグレーに近いものです。
ジェミニに関して唯一残っていた1枚の納品請求書からそれらが判明。燃費も良く、燃料も安いで良く走りました。一度タービンの羽根が欠けたなんて言うトラブルがあり白煙モクモク状態になったことがありました。趣味と言うより完璧に仕事用でチョイスしているので 手をかけてあげることもなく、せいぜいオートメイクス製のシートカバーをオーダーし着せてあげたくらい。
思い入れもさほどなく1989年8月に3台目のW124 300DTに変わるまでの間、私とは2年10ヶ月ほどの短いお付き合いでした。その後、営業車に回し1994年に廃車するまで8年間を過ごしています。
ちなみにジェミニの思いでパーツは、な〜んにもありません。
No.003 バルブが溶けていたBMW を見た。
先日某お客さんのところで25万キロ走行しているBMWのエンジンヘッドを開けた所に遭遇しました。6気筒のシリンダーが一発死んでいまして、バルブが溶けています。
25万キロの汚れですから普通なんでしょうけど、いたるところがカーボンだらけ。何らかの不調が出てオーナーの方もそれで見てもらうことになったのでしょうけれど、そのままの状態でかなり乗っていた様子で、その為に害が 他ににも及んでいる様子でした。4発の内1発死んじゃうとブルンブルンと 振動ですぐに分かるのですが6気筒とかV8 のエンジンは気がつきにくいそうですから・・・。
迷いの時が・・・。
大きな病気(修理)に遭遇し50万、100万と出費しそうな状況になった場合、直すべきか乗り換えるかを考えてしまいますね。客観的に第3者が判断すれば直す価値のアリ、ナシはすぐに結論が出るのでしょうけど車が大好きで、しかも時間も距離も長く長く付き合ってきた愛車のことになるとかなり迷う場面も容易に想像がつきます。
W124 280Eも15万キロを超えました。
ミッションのオーバーホールとか オイル漏れ直しのヘッドガスケット交換の時期が刻々と近づいてきます。そしてヘッドを開けたときには何があるか分かりませんから、ミッションプラスで50万オーバーは必至。車も消耗品と考えれば大きなお金のかかる前段階で乗り換えてしまうことが合理的かも知れません。
勿論パソコンほどでは無いでしょうけど、車のテクノロジーも着実に進化を遂げているわけですから、ある意味では新しいほど良いに決まってます。
メカニズムは進化しても、デザインは時の流れ、流行がありますので必ずしも新しい車が良いとは言い切れません。個人の主観の中で
No.118 4月の280E
多少の不具合を抱えながらも、大事に至らず4月を迎えた280Eあと2ヶ月で満18歳となり19年目に入ります。原則、月に一度は要点検のタイヤ空気圧ですが通常点検もサボっていまして3ヶ月ぶりにチェックしましたが、ほとんど減っていなかったようです。窒素ガスを入れている為に給油所では空気圧の調整ができません。タイヤ館が近いとはいえ立ち寄るタイミングを外すとこうなってしまいます。
エンジンオイルも交換時期を500キロほどオーバーしていたので明日にでもやっておきましょう。そして次はミッションオイルの交換が近いです。
4月7日は暖かい日で水温計の指針が久しぶりに80度を示しました。昨年の猛暑の折に3ステージ電動ファン起動の設定温度を低い方は80度設定にしていましたのでこちらも近日再調整をと思っています。
車庫の柱にウレタンのプロテクターを張っているのですが、どうやらご近所のネコの爪研ぎ場になっているらしい。最初は何だろうと考え込みましたが・・・。