No.064 SSBSブレーキ整備後の平均燃費は20%アップ!

整理をしていたら、なんと出てきました。280E燃費データ93年から97年までの 4年間のデータは不完全ながらもそこそこ記録されていました。 気まぐれなので98年から2006年までは完全にデータの痕跡無し。 2007年(2・3月なしですが)からデータ取り復活し8年はフルデータありでした。 SSBSのブレーキ整備をしたのが2002年なので、これでザックリながら ビフォー、アフターを比較することができました。 93~97年ビフォーの平均燃費は6.24km/Lに対しアフターは2007年8年の 平均が7.49km/Lで平均20%アップという数字が現れたのです。 これは特別に省エネ運転を心掛けたわけではなく、限りなくいつもの踏み方の結果です。 もし、意識したドライビングであればより良いデータになったと推測されます。

燃費を語るのは難しい

給油の都度測定結果を見ていても走行パターンが違うので判断は難しいのですが 年間ベースで比較することによって初めて平均値を誘導できます。 W124 280Eのカタログ10モード燃費は6.9km/Lですが、過去実測データを見れば 同じ個体で最低4.06から最高12.94km/Lまで3倍の幅があった燃費です。 12.94はSSBSブレーキ整備後で、大半高速およそ2000キロ走行時の燃費。 4キロ代が多発したのが96年でその年の平均が5.96km/Lと過去最悪でした。

数字の記録に過ぎないデータから浮かび上がるもの

燃費は健康のバロメーターみたいなものですから、きっとその年はなんかあったのかな? と思いながら記録を見ると年間72回給油(1回平均48.6リッター)していて 入院の様子もありません。整備の記録も96年だけが54,500キロで初めての車検 というだけで内容が掴めませんでした。 記録を覗くと94年の給油が65回で平均燃費6.41km/L、95年も65回6.36km/L と似たような数字が並びます。面白いものです。 只今テスト中のスパークパルスも燃費データは半年以上時間が必要でしょう。 これらは世の中にあまり知られていませんが、機能的に効果あるチューニングやグッズは 幾つになっても楽しめますね。


休日も車庫に居ることの多いW124、今年満16歳、梅雨の頃には17年目に突入です。 年末までには21万キロを超えることでしょう。


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No.018 SSBSと言うブレーキ整備の効果とは。
2001年12万キロも後半、13万キロに近い位の時かと、あやふやの記憶なのですが、SSBSのブレーキ整備をやってもらいました。内容は、特にローターやパッドを交換するものではなく、いわばオーバーホールに 近いモノなんですけど。(世界特許を申請し2004年にはアメリカやヨーロッパの ある国で特許がとれたと聞いております。) このブレーキ整備の効果は、引きずりが減少するために結果としてローターやパッドの消耗が抑えられ長持ちすると言うこと。引きずりが減少したことは、私でも車が軽くなるのですぐに分かりました。走行中例えばアクセルオフで流す状況になったときなど、自分の車は、 どんどん転がり車間距離がツマルのでブレーを踏むほどです。それはイヤなので必然的に車間距離を多く取る走り方をします。それはそれで、今度は入ってくる車が多くなり結果、車間はつまるし 都合良く行かないモノですね。 ブレーキダストは水洗いだけでウソのように簡単に取れる。 ドイツ車に乗っている方は経験済みでしょうが、洗車をちょっとサボっているとブレーキダストが簡単に取れなくて
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No.089 ブレーキおやじの整備
さて、工場には失礼な話なのですが、「問題がなければ、ブレーキは触らないで」と言ういつものパターンで8回目の車検整備を受けました。SSBSのブレーキ整備もさすがに8年ほど経過していますので車検仮アップ時の6月15日に「ブレーキおやじ」殿に点検とパッド交換をお願いしたのです。 キャリパーピンやスプリング、カップパーツなど周辺パーツは、ほとんど交換したことがありませんが、今回は交換します。「ブレーキおやじ」の拘りです。パッドはベースが緑色のニッシンボー製。コレが廃番になるようで・・・困ったもんです。 2002年1月138,894キロ走行時にニッシンボー製のパッドを装着して以来、8年と5ヶ月ぶりに交換。 79,301キロ走ったフロントパッドだが4枚の残量はそれぞれ、7・7・8・6.5ミリと本来まだまだ使える領域だ。替えた訳は、8年と5ヶ月という経年の中でパッド表面が硬化し制動力が低下している(ブレーキおやじの助言です。)からだ。パッドの寿命はSSBS整備によってハッキリと延命している。写真は見ての通り上が新品、下に今日まで使っていたパッド。 そしてその夜、少しだけ試運転です。交換したばかりなので、ファーストタッチは若干甘い印象だが、クルマが良く転がる。ブレーキはとてもコントローラブル、微妙なタッチでそのまま滑らかに反応してくれる。本当に踏んだ分だけ反応するのだ、以上でも以下でもない。4〜500キロは馴らしと言われているが、アタリが付いてくるのが楽しみだ。 こんなテストの時に思う・・・。オーディオではピンケーブルを変えただけで音がやせたり、ふくよかになったりと微妙に変化するものだ。その味わいにも共通点があるように思う。極端な話、気にしなかったらほとんど分からない(感じない)求める者のみが感じられる世界かもしれない。視覚的に変わるからかも知れないが、スピーカーシステムを変えるとその違いは誰もが分かりやすい。 不都合を感じている人(改善をしたい人)は、そこに神経が集中しているので微細な変化もすぐ感じとることができるわけだ。音楽もクルマも・・・。SSBSと言えど8年も放置すると、さすがに初期性能は低下してしまうのか?パッド交換と一体何をやってもらったのだろうか、後日ドライブした印象でもW124は一段と軽快になっており8年前の感激を思い出す。 SSBS整備以前フロントディスクローターは、3万キロ前後で交換していたが、リアのディスクローターは11万キロまで交換の記録がない。こちらは整備後125,000キロオーバー使用したフロントディスクローター。確かにツバが出ていて目視的すればディーラー基準なら有無を言わさず交換状況だが、「ブレーキおやじ」曰くまだ大丈夫!(キャリパーやパッドが干渉していないし、しそうもないから・・・)コレも本来交換時期である46,777キロ走行時にSSBS整備を施したわけで新品のディスクローターからやっていたら、何処まで保つのやら?国産並みに交換不要になっちゃう!? ブレーキングフィールの違い。 車検時に代車で借りていた13万キロ走行のカローラバンとフィールを比較するのは、正しくないかも知れないがまるで別物。カローラは最初の遊びがとても大きいし(個体差でしょうが・・・)、踏力に比例せず、突然ガッと効いてくる、チカラが少し強まれば俗に言うカックン。踏み加減は馴れるのでその個体に合わせた踏み方を勿論学習するのだが最初の15分は少しばかり緊張する。だけど、人の感性に沿った効き方をするブレーキは疲れない。快適だ!自動車メーカーは、クルマのパワーや重量などを考慮し、それらに必要な制動力を与えていることでしょう。でも、ブレーキングフィールはどう捉えているのでしょうか・・・? 交換でご用済みになったフロント、リアのニッシンボーの各パッド。フロントに対してリアは残量が2.5・3.0・3.0・2.0ミリという数値は、限界近くまで減っている。で、走行距離は52,940キロ約6年経過している。「ブレーキおやじ」曰く、一般的にリアのブレーキはオマケみたいなモノで、制動はフロントに頼っているがSSBS整備を施すとリアも仕事をするようになるのでパッドも減ると・・・。
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No.141 ブレーキダスト。
このW124 280Eは2002年1月からこびり付くブレーキダストには縁がない。SSBSのブレーキ整備をやってからは、水洗で簡単に取れるしダストの出かたもノーマルに比べ少ないと思う。 苦労してブレーキダストを掃除していた昔のことがウソのようだ。当時もダストの出にくいパッドなどが売られていたが、制動力はどうなるのかな?何て考えると手を出すのもチョットね・・・。この車のパッドも純正ではないけれど磨材の堅さは純正同等のニッシンボーが使われている。「ブレーキおやじ」推薦のパッドです。何を使おうか?なんて悩むとき、ネットは便利ですが信頼できる人からのアドバイスがなによりです。 19年24万キロに向かう老車には信頼できるドクターが欠かせません。 そこそこ走ってもフロントホイールの汚れはこの程度ですし、水洗で簡単に取れます。真っ黒のダストでないのはパッドの違いでしょう。