音質も向上しているかも
この7ヶ月を振り帰ってみます。H4、H3のバルブを使っているのでライトの明るさを感じたことから始まったSpark Pulse、後半あらためてカーステレオを聴き込んだ折に、一言で言うとメリハリのあるクリアーなサウンドになっていることに気づく。ABCレーベル「European Night」はクラシックの代表的な作品をジャズにアレンジしたアルバムで1曲目はモーツァルトのトルコ行進曲だが全曲ともピアノ、ウッドベース、ドラムスが調和し繊細でありながらもパワフルに奏でる。昼のBGMに最適なEuropean Night?ピアノとベースの弦がとても良い。そして陽が落ちたらこちら、Emi FujitaのDesperadoから展開するPREMIUMレーベル「BEST AUDIOPHILE VOICE 2」オムニバス盤で歌姫15人のバラードを奥行き感のあるクリアーなサウンドでタップリと聴かせてくれる。17年前のW124純正スピーカでも・・・。
一番分かり、感じた変化は、良く転がること
車が一段と良く転がる様になったこと、でも取り付けて直ぐにではなく暫し後のこと。 SSBSのブレーキ整備を施した直後とエンジンオイルをバルボリンからフィナに変えた時には即感じ取れた転がり感。今、オイルはフィナではないがブレーキ整備後の滑らかな転がりは、このW124 280Eの個体特性なのだが更に転がるように変化した。数年間のデータ検証の結果を見ればSSBS整備によって約20%の燃費向上が判明。これはブレーキの引きずりを減少させる、整備内容が大きく貢献していたことになる。 この転がりはどう考えても燃費に貢献しそうだが、都内をウロウロしている限り数値上では顕われにくい。渋滞にあまり縁がないとか、少ない地域で走る車には有効だろうと思う。
転がることは○なのか×なのか
良く転がると言うことは、わずかな勾配でアクセルオフでもドンドン車が進み先行車との車間が詰まること、充分な車間距離を取っていないとブレーキペダルが必要となる。別な表現をすれば、単にアクセルオフだけだとエンジンブレーキが効きにくい?この減少を○とするか×とするかは最終的に個人の判断でしかない。 私は転がり感に自分が馴れてしまえば良し、なので○。シフトダウンすれば勿論しっかりとエンブレは効くのだから。
トルクやパワーの変化こと
アクセルを踏み込むとドーンとぶっ飛んでくれるようなことは無いけれど、以前より踏み込まなくても同じように車が走ってくれていると思うことがある。これはトルクが太って力強くなった結果なのかも知れない。我々素人が即判定できるほど大きな変化は、見いだしにくいのではないかと思う。少しずつ変化する場合は特に分かりにくい、例えば減っていく過程のタイヤ、だんだん悪くなるのだが今は7分山になったな、何て誰が分かる。
でも限界にきてタイヤ交換すれば新品タイヤの良さは殆ど誰にでも分かる。 7ヶ月でわずか5千キロ程しか走行していないこと、高速を走り込む機会が殆ど無く、走った時は渋滞ぎみの為パワー感を語る領域まで自分でまだ極めていないのが実情。(1000円の高速はうれしいけれど渋滞のニュースで思わず腰が引ける。) 1速から2速はシフトアップが早いけれど2速 3速は引っ張れる感じで楽しみなのですが、100km/hに達するのはアッという間。自分の車に対しては、先に述べた様に変化は掴みにくいもの。この時代のW124は大半が2速発進なのだが280Eは1速発進のモデル、ベタ踏みで踏み込んで行った時の加速はそれなりに良かった記憶がある。ミッションはオーバーホールしたものの21万キロ経過したデフもそのまま、よき時代のドイツ車も17年21万キロです。
感覚、感度の個人差は大きいし、車との相性もある
でもW124 280Eという個体を熟知している人に乗ってもらうと直ぐに分かるようです。 ある時、知人に乗ってもらった折りに、この車何したの?と聞かれたほどパワー感も変化していたようでした。そこでSSBSブレーキ整備のことやSpark Pulseのことを話し、直ぐに試せるSpark Pulseを装着してもらうことになったのです。私のはセダン、試してくれる方はワゴンで同じW124です。結果はトルクが、少し上がっているのは分かるけど私のW124ほど変化は無いね。が結論でした。彼はむしろSSBSブレーキ整備の方に興味を持ったようでした。いつも整備をしてもらう事務所近くの工場、そこはW124の顧客も比較的多いと言っている工場です。でも、私の車「何かしたの」何て、只の一度も聞かれたことはありません。絶対メカの人なんか試運転しているのに・・・。
実用品なのか趣味か道楽かの分岐点の自己管理
車のアクセサリー(機能向上パーツ)お酒やビールの味、オーディオ、スピーカケーブル、カートリッジのリードワイヤ等々嗜好、趣味の領域は違いを知るほどに実用、趣味、道楽と深入りしハマリ、人生を楽しむものと心得ます。ほどほどの自己管理が肝要。