No.184 いつものブレーキメンテナンス

さすがに15〜16年15万8000キロ使い続けたディスクローターは車検時に交換となり微妙にブレーキングのフィールが変わっていた。7月の後半に例え乗らなくなっていてもメンテナンスを車検後にSSBSでやる恒例の手順で実施した。踏力と制動距離の感覚も元に戻ったなと思っている。
今回実施した内容はと言えばキャリパーのO/H的なものかと思うが、そこにSSBSのノウハウが有るのでしょう。ディーラーなら3万キロ前後で交換するディスクローターがおよそ16万キロも使えたり厄介なブレーキダストも水洗で簡単に取れたり、燃費の向上があったりと利点は多い。これは10年以上のおつき合いでデータとして示せる部分。本来ブレーキに求められる制動力に関しては残念ながら数値では示すことができませんが、踏力と制動距離の感覚で言えば、ディスクローター交換直後は同じ踏力で制動距離が長くなったと感じていましたが整備後はそこが修正されたように思いました。(データが無いので感覚の話です。)SSBSのブレーキ整備は、お薦め事案なのですが、費用対効果を個々がどのように捉えるかの話です。
2014.8.15 B記


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No.141 ブレーキダスト。
このW124 280Eは2002年1月からこびり付くブレーキダストには縁がない。SSBSのブレーキ整備をやってからは、水洗で簡単に取れるしダストの出かたもノーマルに比べ少ないと思う。 苦労してブレーキダストを掃除していた昔のことがウソのようだ。当時もダストの出にくいパッドなどが売られていたが、制動力はどうなるのかな?何て考えると手を出すのもチョットね・・・。この車のパッドも純正ではないけれど磨材の堅さは純正同等のニッシンボーが使われている。「ブレーキおやじ」推薦のパッドです。何を使おうか?なんて悩むとき、ネットは便利ですが信頼できる人からのアドバイスがなによりです。 19年24万キロに向かう老車には信頼できるドクターが欠かせません。 そこそこ走ってもフロントホイールの汚れはこの程度ですし、水洗で簡単に取れます。真っ黒のダストでないのはパッドの違いでしょう。
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No.089 ブレーキおやじの整備
さて、工場には失礼な話なのですが、「問題がなければ、ブレーキは触らないで」と言ういつものパターンで8回目の車検整備を受けました。SSBSのブレーキ整備もさすがに8年ほど経過していますので車検仮アップ時の6月15日に「ブレーキおやじ」殿に点検とパッド交換をお願いしたのです。 キャリパーピンやスプリング、カップパーツなど周辺パーツは、ほとんど交換したことがありませんが、今回は交換します。「ブレーキおやじ」の拘りです。パッドはベースが緑色のニッシンボー製。コレが廃番になるようで・・・困ったもんです。 2002年1月138,894キロ走行時にニッシンボー製のパッドを装着して以来、8年と5ヶ月ぶりに交換。 79,301キロ走ったフロントパッドだが4枚の残量はそれぞれ、7・7・8・6.5ミリと本来まだまだ使える領域だ。替えた訳は、8年と5ヶ月という経年の中でパッド表面が硬化し制動力が低下している(ブレーキおやじの助言です。)からだ。パッドの寿命はSSBS整備によってハッキリと延命している。写真は見ての通り上が新品、下に今日まで使っていたパッド。 そしてその夜、少しだけ試運転です。交換したばかりなので、ファーストタッチは若干甘い印象だが、クルマが良く転がる。ブレーキはとてもコントローラブル、微妙なタッチでそのまま滑らかに反応してくれる。本当に踏んだ分だけ反応するのだ、以上でも以下でもない。4〜500キロは馴らしと言われているが、アタリが付いてくるのが楽しみだ。 こんなテストの時に思う・・・。オーディオではピンケーブルを変えただけで音がやせたり、ふくよかになったりと微妙に変化するものだ。その味わいにも共通点があるように思う。極端な話、気にしなかったらほとんど分からない(感じない)求める者のみが感じられる世界かもしれない。視覚的に変わるからかも知れないが、スピーカーシステムを変えるとその違いは誰もが分かりやすい。 不都合を感じている人(改善をしたい人)は、そこに神経が集中しているので微細な変化もすぐ感じとることができるわけだ。音楽もクルマも・・・。SSBSと言えど8年も放置すると、さすがに初期性能は低下してしまうのか?パッド交換と一体何をやってもらったのだろうか、後日ドライブした印象でもW124は一段と軽快になっており8年前の感激を思い出す。 SSBS整備以前フロントディスクローターは、3万キロ前後で交換していたが、リアのディスクローターは11万キロまで交換の記録がない。こちらは整備後125,000キロオーバー使用したフロントディスクローター。確かにツバが出ていて目視的すればディーラー基準なら有無を言わさず交換状況だが、「ブレーキおやじ」曰くまだ大丈夫!(キャリパーやパッドが干渉していないし、しそうもないから・・・)コレも本来交換時期である46,777キロ走行時にSSBS整備を施したわけで新品のディスクローターからやっていたら、何処まで保つのやら?国産並みに交換不要になっちゃう!? ブレーキングフィールの違い。 車検時に代車で借りていた13万キロ走行のカローラバンとフィールを比較するのは、正しくないかも知れないがまるで別物。カローラは最初の遊びがとても大きいし(個体差でしょうが・・・)、踏力に比例せず、突然ガッと効いてくる、チカラが少し強まれば俗に言うカックン。踏み加減は馴れるのでその個体に合わせた踏み方を勿論学習するのだが最初の15分は少しばかり緊張する。だけど、人の感性に沿った効き方をするブレーキは疲れない。快適だ!自動車メーカーは、クルマのパワーや重量などを考慮し、それらに必要な制動力を与えていることでしょう。でも、ブレーキングフィールはどう捉えているのでしょうか・・・? 交換でご用済みになったフロント、リアのニッシンボーの各パッド。フロントに対してリアは残量が2.5・3.0・3.0・2.0ミリという数値は、限界近くまで減っている。で、走行距離は52,940キロ約6年経過している。「ブレーキおやじ」曰く、一般的にリアのブレーキはオマケみたいなモノで、制動はフロントに頼っているがSSBS整備を施すとリアも仕事をするようになるのでパッドも減ると・・・。
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No.085 ブレーキおやじと久しぶりに・・・。
SSBSブレーキ整備の効果をデータで示せないか、と東雲のスーパーオートバックスにてシャーシダイナモで測定をするとのこと・・・。東雲で久しぶりに再会しました。   表参道の並木も新緑で気持ちいい風景です。赤十字の小旗は何かな? もう一度SSBSのおさらいを。 2002年にやっていただいたSSBSのブレーキ整備も早8年が経過し、決して多くはないが走行距離も約7万8千キロ。ディーラーのローテーションだと3万キロ前後でディスクローターを交換するので、2回は交換する事になるが私のW124 280Eは、当時のままです。 もっと驚異なのはSSBSのブレーキ整備を施したときのディスクローターは既に4万6千キロも走り込んだモノ(交換時期を過ぎた状態)、2000年の車検時に何故か交換していなかったようで、そんなことになったのですが・・・。だから46,000+78,000=124,000キロがフロントディスクローターの実走距離です。完全にドイツ車に対するブレーキの常識は覆されてしまいます。仮に新品状態からスタートしたなら交換は限りなく不要になるかも・・・。 私でも感じるSSBSの効果は次の通りです。 ●ローター、パッドが減りにくい。 ●燃費が約20パーセント向上。 ●ブレーキダストが水洗いだけで簡単にきれいになる。 ●ブレーキフィールの向上。 とイントロは以前アップした内容とカブッテしまいましたね。   スパークパルスV12-2もポジション5で使用中ですが、バルケッタ氏が言うように微妙な効果が「ヤッパリはずせない。」高速走行時の燃費改善も楽しみなのですが、中々機会がない。自車の燃費を知っていると病気の予防につながりますね。   217,626kmに到達したオドメーター。数年前からは車検証に走行距離が記載されるようになった。6桁がなかった時代なら2回転と17,626kmというところですが、W124が手元から離れるときには何キロになっていることでしょうか? ブレーキおやじ、280Eを転がしてみる。 この再会の機会に、ブレーキおやじに私のW124 280Eに乗ってもらいました。最初の指摘、「パッド(8年8万キロのパッド)の表面が硬化しているのでもう交換した方が良いね!