外気温34.5度、100km/h、水温約90度と順調な午前中の帰路。谷川岳PAを出発し少し走ると事故渋滞7キロ、通過に2時間と掲示板が・・・。そして水温計は100度プラス、ファンはまだ高速域で回転しない。ずっと中速で回りっぱなし。
以前オルタネータ不良で、交換したばかりのバッテリーが上がりかけた事があった。 夜間の都内走行でドライビング+ヘッドライト+ブレーキ時ACC電圧が10ボルト台まで落ちこみ、走り出せば12ボルト台へ回復するけれど、気になっていた。(再度バッテリー交換か??)電動ファン(アディショナルファン)の中速連続は、どれくらい電気を食っているのかな?と。
3ステージ電動ファンは、 見事に水温をコントロールしているが配慮が必要!!
W124設計当時のドイツで電動ファン(アディショナルファン)は、緊急用くらいの位置づけだったかも知れない。厳寒の対策は重要だが、暑さはあまり考えなくても良いのがドイツの気候と交通状況。 ファンは常時回転しているわけではなく、エアコン使用時にコンデンサの冷却のために低速で回転、そして渋滞や暑さの中で水温110度を検知すると高速回転となり即100度位まで下げる。東京の夏はその繰り返しなのだが・・・。 そのオリジナルの設定が、日本の高温多湿の夏と都市部の渋滞などによってW124の熱害を引き起こしているのだろう。東京では当たり前とは言うけれど110度はやはり良くない温度に決まっている。
ABSユニット右上のゴールドの3個のパーツが低、中、高速のファンレジスターで写真右のアッパーマウント横にある四角の箱がコントロール部。
安全圏の80~100度以内の水温を保つために実用的な中速回転域を新たに設定したのが3ステージ電動ファン。古いW124の救世主かも知れない。 確実にするためには、アディショナルファン交換が前提条件かも知れません。 指針が100度を少し過ぎるとアディショナルファンの高速回転が始まる。 この夏は常時中速で回転し続けるような状態となるが、猛暑では当然か。 W124を今の日本(東京)で乗るということは、電動ファン(アディショナルファン)は消耗品の一つなのだろう。 私のW124 280Eの電動ファン(アディショナルファン)も満17年、約22万キロを無交換で使われてきた。この連続運転ではトラブル発生の可能性が気になるところ。要注意! チェックしておこう!バッテリーと電動ファン(アディショナルファン)。
谷川岳PAで休憩、ボンネットを開けているのがW124。右は関越トンネルだが広さ、明るさとも奥只見シルバーラインとは別物。安全快適で楽なのだが、ドライブの面白みは奥只見シルバーラインのトンネルに軍配。地図を見ていると峠越えの一般国道をのんびりと走るほうが面白そうだし時間を気にしない、成り行きの旅なんかできたら楽しいだろうと思ったわけです。
2010.7.21記
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No.137 電動ファンのヒューズ、溶解ではなく断裂?
Dポジション(auxiliary fan)ヒューズがオシャカになっていたのですが、溶解ではなく断裂状態。一体なにが起こったのか?auxiliary fanのヒューズも数回に及ぶ今年のダメージが一気に来たのでしょうか?解りません。8月にスパークパルスを外し、その後の水温制御は電機屋さんの説明通り順調に機能していたのですが11月にまたもや不動に陥ったのでした。11月の外気温は大事に至ることはないのですが3ヶ月でまたか!と思ってしまいます。
後にスパークパルスが発生する周波数帯域が確認でき、FMCSで使う帯域とかぶっていることが判明。よってFMCSが誤動作を起こしたり半導体にダメージを与える等の繰り返しだったようです。原因が分かるまで造る人も使う人も大変なストレスでした。今回も半導体がジワジワとダメージを受けていて、ついにパーツの寿命がきたことが原因のようでした。(ヒューズもダメでしたが・・・。)
auxiliary fan(電動ファン)のダメになったヒューズ。改良型は出ているようですが、このタイプの純正リレーがやはり問題を引き起こす要因の一つだそうです。
過去の修理は無償でやっていただいておりましたが、トラブルはスパークパルスが原因とほぼ判明している現在、有償でシステムを新しくしました。新たな回路で構成したとのことです。外気温が下がる季節に向かいFMCSの出番はあまり無さそうですから今度は大丈夫。という確認はチョット先になりそうですね。何しろこのW124 280Eのサーモスタットは開弁温度75度ですから・・・。
No.123 アディショナルファン交換
タイヤのエアーチェック、オイル交換、FMCS設置、イグニッションコイル交換、12番ヒューズホルダー外付けと4月の第2週から立て続きの今年のメンテナンス初めでしたが、このとどめがアディショナルファン不良発覚でした。
たまたま外気温が高い日に水温計が80度を超え、駐車場でのアイドリング時100度に向かっていったのですがアディショナルファン作動せず!
メルセデスの電気屋さんに連絡すると、即思い当たることがあったようでとりあえずファンが回るように応急処置をしてもらいました。ファン交換を先行し交換後にFMCSの最終調整という段取りだったのですが、18日には全てを完了しました。
見よい黒々、新品のアディショナルファンだけが黒光りしています。
素人には大変分かりにくいアディショナルファンのトラブル?
応急処置で回転はしますので物理的には何が不良か?なのです。2個のファンの内、片側が不良とのことテスターチェックでモーターが発電機と化している説明を受けます。確かに手で回した程度で、針が振れ発電していることは目視できます。もう1個の方は、ほとんど針は振れません。(まだ大丈夫です。)その発電された交流電圧が悪さをして、システムに組み込まれた温度ヒューズを溶かし不動にしていたようです。
本当は振れてはイケナイ指針、手で回す程度で交流電圧が発生していたのです。なので不良品です。もう1個はほとんど振れませんでした。まだ正常ですが、ファンの交換は手間が大変なので2個同時に交換しちゃいます。
モーターは通電して回転力を得る、電機子が回転して電気を発せさせる発電機とは裏と表。昔のモーター作りの工作とかフレミングの法則の名称を思い出したところでちんぷんかんぷん。
整流子やブラシの磨耗、交流を直流に変換するダイオードなどのトラブルがオルタネータの故障です。エンジンが掛かれば常に動いている場所ですから走行距離に比例して故障(磨耗)するでしょう。
回転するけど交換です?
発電機と比べたらアディショナルファンは極端な話、夏しか働きませんので長持ちしそうです。回っているのに故障です。は、たいへん理解しにくい処なのです。オリジナルのアディショナルファン制御と異なり、電気信号でファンの回転を制御するFMCSは繊細?そのあたりに大きな違いがあるのかなぁと勝手に解釈しちゃいました。(違うだろぅ?)ファンが回転しません。は、大抵冷媒の圧力スイッチや水温センサーの劣化によることの原因が主で本体がトラブル頻度は一体どれくらいなのでしょうか? W124 280Eのアディショナルファンは、約18年227,000キロ無交換ですから寿命と思えばそれで良し!としましょう。確かに交換後の回転は静かで滑らかです。安心です。
さあ、後はミッションですねぇ。
アディショナルファンの交換は、バンパーを始めコンデンサーやラジエターなどを確実な作業の為に外しますので大変そうです。1本のベルトでこれだけプーリがあります。冷却ファン、発電、A/Cコンプレッサー、パワステポンプ、ウオーターポンプ、エアーポンプ等々エンジンも大変ですわ。
エアコンの冷媒も抜けますので134a再充填となります。
No.049 猛暑はエアコンフル稼働、燃費も5キロ代と悪化しますね。
8月7日午後9時44分位ですが、外気温系は28.5℃を示し燃料警告灯が点灯しています。
トリップメーター317キロ、オドメーターは203,530キロメーターとなっています。
さすがにこの猛暑は燃費を悪くしています。エアコンフル稼働です。 通常ゲージが半分で給油というパターンなんですが、週の始まり月曜日に半分のまま給油しないで動いていましたら317キロ走行時点で燃料の警告灯が点灯してしまいました。 自宅界隈の価格は都心より10円は安いでしょうけれど、こうなってから給油すると1万円では足りない燃料高です。7月にサービスエリアで給油した時のリッター193円が一番高い燃料でした。7キロに近い6キロ代から7キロ代が通常の燃費ですから、5キロ代は燃料代もさることながら給油が面倒です。
昔々乗っていた車が、やはりリッター5キロ代(1速2速の引っ張り過ぎも有りましたが)で燃料タンクは約40リッターでしたから満タンで200キロ程度しか走れません。週2~3回スタンドに寄っていたことを思い出します。 8月8日の給油時は5.44k/L、18日の給油時は5.9k/L、とW124も5キロ代が続きます。