外気温33℃だが水温計は85℃位で止まっている。75℃で開くサーモの効果が出たのかな?
この猛暑はW124の天敵です!気温37℃ともなれば路面の温度は50~60℃にもなるそうです。ニュースを見ていたら滑走路で飛行機が立ち往生、アスファルトの滑走路にわだちができ、前輪がはまってしまったとのこと。 都心部でも3ステージ電動ファンによって110℃になることはないが100℃を示すことが頻発し、開弁温度87℃の純正サーモスタットでは、もう追いつかない状況のようです。 そこで79℃のサーモでも入れてみようかと・・・。 スリーポイントへ在庫チェック、87℃と75℃が在庫有りとのことでした。
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純正は87℃サーモが装着される。右の写真で87℃の刻印を見ることができます。
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こちらが今回交換した75℃のサーモ。75℃の刻印が何とか見えます。
解釈を修正。
110℃でアディショナルファンの高速側作動なので100℃ならギリギリまあ、いいか。 と解釈していましたが、こうなると要修正です。100℃の時間が長くなってくると、ラジエターに併設されるATFのオイルクーラーやエアコンのコンデンサーに良いわけがない。事実、エアコンの効きは悪くなります。 油温計こそ備わっていないが、エンジンオイルやATFの油温は上昇するのは明白。
エンジンオイルは油圧計によって、ある程度推測できるがATFの油温や状況は把握できない。 そこで、前出の開弁温度75℃サーモスタットを導入することに・・・。
(75℃だと冬はオーバークールになるかな?でも東京なら平気かなと思いながら・・・。)
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75℃のサーモが入り、そして取付完了。かつて510時代は自分で交換した記憶がありますが、89年以降W124になってからは自分でする作業は、バルブやワイパーブレードくらいで全てプロにお任せです。
開弁温度75℃サーモスタットは・・・。
ノーマル時は95~110℃、110℃で高速ファンが回り100℃まで下げ、また110℃高速ファンの繰り返し。3ステージ電動ファン装着で90℃が中心に、但し一度100℃まで行くと中々90℃までは下がりにくい。 と言うのが75℃装着前でした。75℃サーモをチョイと半日ほどテスト走行してみたら首都高のトンネル渋滞(クリープで進む、ブレーキで停止、アクセルオンはほとんどなし状態)では100℃にもなったが、渋滞無しの高速や一般道では80℃位80~85℃が主。以前の100℃という環境でも90℃位。ノーマルより12度低い温度設定分はそのように反応しつつも水温計の指針は走行環境で80~100℃の間を・・・。夜の部はまだ走り込んでいないので後日あらためて。
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都下で水温はほぼ80℃で安定かと思えば、首都高トンネルの渋滞では限りなく100℃に(右の写真)
開弁温度87℃が標準で設定されているということは、90℃前後が許容範囲という解釈になるかと思いますが、国産車では80℃が普通。標準値で10℃の隔たりがあるのは、おそらく冷房より暖房にウエイトを置くドイツの気候風土からくるものなのでしょうか。
国産車では・・・。
さてと、国産車のサーモスタットの開弁温度や適正水温はどうなのかな? 個人やメーカーのウエブサイトでチェックしたところ、下記のような項目が拾えました。サーモスタットの開弁温度は、通常80℃前後でスポーツ走行用として60℃台から70℃前後の製品があるようです。
1.冷却水の適温とは、おおよそ80℃~90℃位。
2.圧力がコントロールされているクーラントの沸点は約120℃。
3.水温は約110℃位まで上がっても何とか大丈夫。
4.今の国産車の水温計の指針はおよそ65℃~110℃位までであれば80℃の中心を示すようになっている。
(水温計の指針は精度をあまり良くするとドライバーがナーバスになってしまうので・・・。)
エッ!!ほんとに?ほんと
この話、裏はとっていませんが・・・、ピクリとも動かない水温計の指針、妙に納得。
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この2カットは古い国産車の水温計、数字も打ってありませんね、中心ポイントも・・・。指針が水平位で良いんですよ。って感じ。
W124の場合もどれほど正確な水温計かは解らないが、80~110℃は指針が良く動いていました。110℃になるとこれ以上水温が上がらないようにアディショナルファンが作動し、100℃まで下げます。緊急用の意味合いがあるのかも知れませんね。 結果、否が応でも水温計を気にしてしまうのは事実です。そもそも計器類は必要があって備えられるもの、車の健康状態をチェックしているわけですからW124のように年老いた個体には注意を払ってあげるのが当然かも知れません。 昨年、ラジエターの交換と共に水路のホース関係もすべて交換したので、サーモまで視野に入れたメンテナンスとなりましたが、もともと外気温が低いのに随分水温が高かったり、気温に比例して水温が上がるとは限らないW124ですから・・・。 何が起きても、それらには色々な要素が絡んで発生し、時にはプロをも悩ませることになるのでしょう。

