No.127 そして、6月に入り気温が上がったある日のこと。

作動するはずの水温になってもアディショナルファンが作動せず!
4月に装着したFMCSは気温の上昇が無いと出番も無く、チョイと水温が上がるシーンでも走行中ですと低速や中速の回転の確認がとりづらく不調か正常かが判断しにくい状況でした。

アディショナルファン不良はリレー内の温度ヒューズを溶かしていたので復帰し様子を見ていたのですが、実はFETまでも破損させ更に想定外!コントロールボックスの回路までダメージを与えていたことが判明。
ファン不良によって起因したトラブルがようやく収束したのですが、まるまる面倒を見てもらって「メルセデスの電機屋さん」に感謝です。
またリレー内部の結露または水の侵入によって基盤にトラブル発生も見受けられたのでした。一体何処から水が侵入しているのか?対策はエンジンルームのゴムの交換なのでしょうが・・・。
家も車も水漏れは特定が難しい。

右の写真はマイナートラブルがあったリレーが収まる所です。こんな所まで水が侵入?アディショナルファンは新しくなったが、外気温の上昇を待ってファイナルの調整を、と・・・。 そしてチェック修復が完了したFMCS、85度辺りからファンはしっかりと仕事しております。


人気ブログランキングへ ブログランキング
こちらもどうぞ!
Exif_JPEG_PICTURE
No.128 19年目に入ったW124 280E
1993年6月に登録されたW124 280Eも19年目に入り、走行は229,000キロを超えています。18年間のメンテナンス費用は・・・?しっかりと掛かっていますね。メルセデスの20万キロバッジ(価値が薄くなりましたが・・・)と15年バッジももらいました。2年後に20年バッジを申請かな。 屋根付き駐車場でも車の外気温計は43.5度を示しています。センサーの辺りは、走り出すまでこもった熱気の温度を表示するのでしょう。 FMCSのテスト。 6月22日はとても暑い日でFMCSのテストに適した外気温でした。 午後2時29分駐車場でのW124室内温度計は50度近い温度ですし、外気温計は43.5度の表示となっています。そしてイグニッションオンから短時間で水温計は60度に向かっています。 エアコンスイッチオンで冷媒のガス圧を検知しアディショナルファンは回転を始めました。屋根有りの駐車場でもコンデンサは太陽の熱を吸収しそれなりの温度になっているのでしょう。 エアコンオフで、設定の水温に達していないアディショナルファンが停止することを確認しますが、動作はOKです。 どれほどの精度かは分かりませんが、50度に向かう温度計。屋根があってもこの温度、屋外駐車なら60度はいっているのでしょうね。 水温センサーからの反応もチェック。 エアコンオフの場合は、水温センサーから85度をキャッチするとアディショナルファンが回転する設定(ノーマル開弁温度87度のサーモスタットなら90度辺りで設定するのでしょうか?)となっていますので確認のためエアコンをオフにします。水温計の指針が85度辺りから間違いなくアディショナルファンは回転を始めました。いずれも動作OK。 写真左の水温85度すぎくらいからアディショナルファンは回転します。高速でストレス無く走行出来る環境ならサーモスタット通り?75度プラス位をキープしていますが、新しくなったカップリングファンもしっかり仕事をしているからでしょう。右の写真です。 一度上がっちゃったバッテリーだと・・・。 ここまでしっかり仕事をしてくれると気になるのはバッテリーです。条件によっては、エンジンオンからオフまでアディショナルファンは休み無く回転することになるからです。女々しくも怪しげなバッテリーを使い続けているのは、始動時には13ボルト以上はでていることが確認できているからなんですよ。 夜間走行中に10.8ボルトまで低下したこともありましたし、予防的意味合いでも交換をと思っています。 時の経過は早く、既に交換してからちょうど3年くらいにはなりますから良いタイミングですね。 パナソニックのカオスがよさそうなのですが、純正にしようか?それとも安価ながら評判のブライトスターかなと思案中です。以前純正で6年もったことがあったので・・。 夜間のエアコンの効き具合は寒いほど、思わず温度コントローラーの位置を暖かめに調整するのです。 7月4日もこの通り37度の外気温ですが、水温は80度プラスほど。アディショナルファンはエアコンスイッチオンで回転、スタートからほぼ回りっぱなしの状態になるので(それで一度上がったBOSCHバッテリー(74A)が気になっています。)早期からコンデンサ、ラジエターには強制送風される。
今、75度サーモで・・・。
No.099 今、75度サーモで・・・。
この所いきなり涼しくなったが、それはそれで水温計のチェックは怠れない。この日の外気温計は16.5℃を示し、水温計は80℃それ以上ピクリとも動かない。開弁温度75℃のサーモスタットを使用しているのだから当然なことなのだが、80で止まる指針を見るのはW124との生活で初めての経験となった。純正は87℃が使われており一番低い指針が90℃辺りを示すのが正常なのだ。残る確認事項は1〜2℃の外気温でも水温は80℃に達するのか、オーバークールになってしまうのか、チェックは冬を待たねばならない。 初めて見る80の位置で止まる水温計の指針。油圧が気持ち低めだが予定オイル交換距離を少しオーバーしている。後日オイルも交換した。 外気がこの辺まで下がってくればW124にとっては、安楽な環境でエンジンは快調そのものでドライブにでも行きたい気分。エンジンオイルも交換時期が少し過ぎていたので去る日の夕方、工場に出向き交換「バーダル」今回は添加剤無しでオイルフィルターは共に交換、オドメーターは221,515kmでした。ATF交換予定は23万キロ、この調子だと1年後になりそう。
Exif_JPEG_PICTURE
No.131 FMCSとの格闘?
今年の4月に装着したFMCSシステムであったが、この8月までの4ヶ月の間、幾度かのトラブルに遭遇していた。早期に装着したのは良いが、気温が上昇する状況が来るまではそれが正しく働くか確認のしようがないわけだ。そしていざ外気温の高い日に働いてくれない! 以前にも触れたが、最初はアディショナルファン自体の老朽化による問題から起因するトラブル。 ファン交換後も数回トラブルが発生、段々重傷になっていく。 7月中旬に発生した不具合の解決に17時間余り費やし、正直さすがにストレスも溜まる。震災の影響等で入手困難な半導体があり現在、仮の暫定リレーが備わる。後日入荷したときに本番のリレーに交換してくれるとのこと。熱で変型したリレーのソケット交換も急ぐ必要はないがいずれ・・・。 オリジナルに戻すか!あるいはもっとシンプルな方法による水温コントロールをやるべきか?考え込む。 万が一地方でトラブルが発生した場合、近隣の工場ではどうすることも出来ない独自のシステムなのだから、東京まで積載車で戻ってくるしか方法はない。一般化されていないシステムを導入し、トラブルに遭遇したらそれは、導入した側のリスクと心得るのだが・・・。 7/13の午後2時40分頃、外気温36℃。水温計は設定通り80℃で管理されている。当然アディショナルファン回転の頻度も多くなる。よって後日設定温度を83℃辺りに変更してもらっています。そしてATF交換予定の23万キロが目前です。 7月中旬の温度設定は80℃、A/Cオンで強烈に回るアディショナルファンもこれは水温とは関係なく冷媒の圧力を検知して作動するシステムだ。その内に理由は分からないがA/Cオンでもファンは作動しない。またトラブルか?だとしてもエアコンは良く効くし、水温が80℃になればアディショナルファンも起動するのでまぁ良いか!と、いうなかで8月上旬に温度設定を若干上げて83℃辺りを起動ポイントに再設定。 電機屋さんにしても、FMCSでこれほど手こずるW124は初めてらしい、他の個体と比べ私の車が異なる点は?「スパークパルス」を装着していること。 FMCSはパルス波長で信号を送りコントロールする仕組みであり、「スパークパルス」も高周波パルスを発生させて電気系にプラス作用を与えミスファイヤーを軽減しドライブフィールやステレオの音質向上などをもたらし、シャーシダイナモ上でもパワーアップすることも確認されている物なのだが、このパルス波長が何ヘルツかは分からないが、もしFMCSで使用する帯域に近かったりした場合は、なにがしの影響を与える可能性は否定出来ない。 メルセデスの電機屋さんはエンジニアであり「スパークパルス」から発生する波長を測定し、特定できるまではそのせいだとは決して言わないが、私は水温コントロールを優先しW124から「スパークパルス」を外すことを決めた。8月上旬の設定変更を含め、装着から7度目のコンタクトだった。(双方のストレスになったと思う。) 8月中旬を過ぎた今も猛暑が続くが90℃未満の中速域で水温コントロールがなされている。98℃で作動する高速回転域には今のところ達していない。