No.003 70年代H510何でもできちゃった時代です。

メーター類の追加は電流計、電圧計そして可変レギュレーターをセット。(ライト類をフルに使う場合チャージ量を多くしてあげないと、と思い装着。)チャージ量を強くしたまま、戻し忘れてバッテリーをオーバーチャージで潰したこともありました。点火系もフルトラにし、ハイテンションコードやプラグも変えています。(ポイントヤスリなんかも持ってましたもんね)
後にこれもまた、知人よりいただきのカーコンポをセット。クラリオンのチューナーやアンプなど箱3個くらい吊り下げてました。スピーカーは、リアトレーにボックスタイプのラックスを調達。フロントスピーカーは無しです。取り付け、配線は全部自分でやっちゃいます。8トラックからカセットテープへと変わり、カーステレオ時代黄金期の最中だったでしょうか。(カーオーディオとはまだ言っていませんでした。)音源は、レコードからヴォーカルやジャズなどせっせとダビングします。高温になる車内では、テープのベース素材などが見直され、車専用としてのカセットテープなども発売されていました。

やがて有鉛GASが無くなるというので、ヘッドを無鉛用に改造してもらいました。ステアリングも当然のように交換しています。オリジナルは何故かウッドの3本スポーク、直径は40cmと、でかい!(パワステで無くチカラハンドルは、コレくらい無いと実はたいへん!)今のステアリングと比較すると、昔のはやたらグリップが細い。本を見るとこれは日本車だけでなく海外も古い車は細いですね。
交換したNARDIの革巻き36cmは、革が剥けるほど使い込みました。途中、MOMOかな?32cm位のモノを一時的に使用しましたが、パワステのない時代、1トンに満たない車重とはいえ、縦列駐車に遭遇するとさあたいへんと、いうわけでNARDIIに戻ります。

ナルディー ナルディー
オリジナルウッドのステアリングは40cmとやたらでかい
 
ナルディー ナルディー
NARDIの革巻き36cmは、革が剥けるほどい込みました。

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No.007 捨てきれないH510は、強制処分されてしまった。
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記憶を掘り起こしてみます。ダートにも遊びに行くので、アンダーガードとDATSUNのロゴ入りのマッドフラップを付けました。丸目4灯のヘッドライトはCIBIEに換え、ハイビーム時にはH4バルブのロー、ハイを同時点灯するようにリレーを入れて改造。当時、コレは相当に明るかったと思います。(バルブの寿命は無視です。) ロービームには、イエローバルブを入れている時もありました。補助灯もCIBIE、スーパーオスカーを一発装備。光軸を少し左へ振って路肩を見やすくセッティング。マーシャルよりCIBIEの方が配光がいいの悪いのと、友人と情報交換(雑談)しながら取り替ます。そしてテストと称しては、夜の林道や箱根へと行ったものでした。ちなみに友人の補助灯はマーシャルを付けたのですが、その夜の林道で石にヒットし、片目を潰してしまったのです。バンパー下に吊り下げて取り付けたのが失敗でした。 ヘッドライトやテールのバルブも、プラグも当時は簡単に自分でいろいろ交換できました。街路灯のない、林道とか走りに行っててバルブ切れに遭遇したら、明かりは月明かりだけですから、自分で交換できなきゃ話になりません。(行かなきゃいいんですけど)というわけで、娘にも「バルブくらい、交換の仕方を覚えておきなさい。」なんて言ったものの、娘のスカイラインR32は自分でやることはほとんど無理に近い。ディラーでもそこそこ時間がかかっていました。W124はもちろん自分でできますよ、右目が面倒ですが。(教わってますから) 510のテールレンズは、アカのみでした。スモールとブレーキのW球が片側2個。車検時は戻したけど、視認性を高めるつもりで内側のバルブはブレーキ専用、外側をスモール専門にして使っていました。輝度が上がるより、何もないところにランプがつく方が目立つでしょう。いまのサードブレーキランプは、そういうことですね。ちなみにW124のブレーキランプは、そんなふうになっています。