燃費が良いことは歓迎だが、何が楽しいんだか?
新車登録台数のトップを走るのは、このところずっと「プリウス」。 低炭素社会を目指す一地球人として、仮にデザインは好きでなくても乗る、善良で前向きな人、 「補助金でお得だから」と思った人、きっかけは様々だろうが・・・。楽しさなんて求めていないよね。
ところで、プリウスとインサイトは同じハイブリッド車、しかもデザインも価格もほとんど変わらないのに(失礼)ランキングの開きは随分あるようだ。何故かな? 趣味としての車なら、私はどちらも選ばないから、移動道具として考えて見る。 より安心を買うならプリウスがハイブリッド技術の経験が長いし、燃費もいいのかな。と私もプリウスになりそう。(考えて見るほどのことではなかったね)
そうだ!CR-Zがありました。 カタログによれば3モードドライブシステムで、スポーツモードもセレクトでき燃費一辺倒でないところに楽しさがありそう。
CR-Zのカタログより、真俯瞰の姿が意外とキュートですね。
電気自動車元年?
HVからPHVそしてEVとなっていくのは、自然の流れだろうし逆らう理由もない。近未来には、主力になって行くのかも知れないEV(電気自動車)、年内に発売となる日産「リーフ」あたりが、一般ユーザが購入できる現実的な価格帯(でも高価)での最初の1台なのかも知れない。
でも、ほとんどデータのないEVを購入するには少しだけ(たくさんかな?)勇気が必要だ!新薬の実験みたいな気分で・・・。諸問題が解決し安心して電気自動車に乗れる日は、いつになるのでしょうか?
雑誌(active vehicle 2010.9)にはリーフの記事もすでに展開されている。熊倉重春氏がEVなう(サンエイムック)の中でi-MEVを215日間乗ってみて、そのメリット、デメリットを語る記事がありましたが、なるほどねと参考になります。
EVは公用車から始めたら。
低炭素社会を推進するなら公的交通機関や業務用のEV導入を先行(実験的に)することが第一歩。郵便の集配、ガス、電気のサービスカーなど一度にたくさんの距離を走らない業務や住民に喜ばれそうなのが2輪になるが、新聞屋さん。実用的な車体であれば事は足りるしデザインは一番の要素ではないでしょうから・・・。勿論グッドデザインなら大歓迎!(眺める方としても)
1台しか持てない状況の人たちにとっては、充電のインフラ整備や航続距離等々の不安があるうちはまだ射程距離にほど遠いと思える。趣味の車として選択肢が増えるのは、さらに先の先の話だろう。
2台目3台目の車として検討できる羨ましい環境にいる人は、目的別に使い分けることによってEVの導入は比較的容易だと思う。実用一点張りというより遊び心満載の素敵なデザインのEVには少なからず興味を示してくれると思いませんか。
こんな遊び心満載のEV発見!全長2m幅1mに収まる超コンパクトで冷暖房ナシ、屋根ナシが潔い。「SCOOCAR ETE」100Vプラグイン満電(満タン)で約30キロ走行。3台目なら要検討でしょ。大人のオモチャ感覚で!
実は、デモカーに乗って見たんです。いやぁ見られて見られてハズカシや・・・。肝心の走りはと言えば緊張しちゃって・・・音もなく、踏んだらスッとイッチャうんですね。思ったより早いし40〜50km/h位までならストレスもなさそう。機会があればもう少し距離を乗ってみたいと思っています。(初めてのEV体験はあまりにもチョイ乗りだったので)
コンバージョンEVに期待!
個人的には(移動道具より趣味を基軸に)、コンバージョンEVの方がはるかに興味深い。 60年代の魅力的なデザインをまとう、実は電気自動車!なんて考えているだけで楽しい。でも、冷暖房(エアコン)のことって何処までクリアできるのかな?電気食いそうだモン。 その種の車のおつき合いは、ネジ1本までオリジナルという人もいらっしゃるので賛否が分かれるところでもありますが・・・。
去るイベントで撮ったご存じマスタング マッハ1ですが、これがEVだったらなんてね。大きくて重い車体はチョット大変そう。これはもう70年代のデザインですか?一番良い時代だと思っています。昔、一度乗せてもらったことがありましたが、当時はムスタングと呼ばれていました。セリカのLBがコレにデザインイメージが似ていましたね。
こちらもどうぞ!
No.059 訳本.comって
当サイトとは一見あまり関係なさそうな「訳本.com」ですが、実は縁あってサイトの制作・運営をサポートしております。
洋書も写真が中心のものは、横文字がダメでも眺めて充分楽しめます。写真のキャプションくらいは読みたいと思いますが、私は辞書を引っ張り出してまでの努力はしていません。本文のテキストが読めたらまた一段と楽しめるのは必至。読みたい本が翻訳されて存在していたら・・・。なんて話から「訳本.com」がスタートしました。現在、車関係は一冊もリストに乗っていないのが寂しいのですが、いずれ登場することを期待しながら応援しています。今は乗り物とは言っても軍用機が中心、時折新聞の記事にもなる最新のテクノロジーが集約されたF22などは、情報が入手しやすい環境にあると思いますが「訳本.com」( http://book.yakubonom.com )に登場する機種は珍しいものばかりです。一例をご紹介しますね。もし興味あったら一度覗いて見て下さい。
LOCKHEED XFV-1
No.064 築40年とは・・・。
鉄筋の建物は、メンテナンスさえしていればチョット見には築年齢は分からない。でも、見えない部分では時代の環境(基準値)が異なるので仕事を(生活)している人にとっては大変なこともある。
例えば電力の容量、40年前の電化製品は知れていることでしょうから30アンペアもあれば必要にして充分だったのが、現代ではかなり不足気味。今は工夫で乗り切っていますが、我が事務所も良くブレーカーを落としていました。電話回線も当時3回線引き込むのがやっと、一時光ケーブルの営業電話が毎日のように鳴りましたが、入るなら入れてみろ!という感じで中々この建物に光ケーブルが入りませんでした。
駅から1分以内という好条件のオフィスとして18年間継続してきたこの地は、捨てがたい魅力がありましたが、データをケーブルでやり取りする現代にはそぐわなくなり、引越を余儀なくされる運命にありました。しかし念願の光ケーブルが昨年末に開通、それも内部の電話ケーブルの所からは配線が取れないので廊下から室内に引き込みようやく人並みの環境になったのでした。
我々は生活しているわけではないので、耐震性とかの対策は分かりませんがまだまだ多くの諸問題があるであろうことは想像がつきます。仮に30歳で購入した人が70歳になり40歳で購入した人はもう80歳になるということが築40年・・・。歳をとり、車を手放す居住者が出て来ることによってやっと借りられた敷地内の駐車場。救急病院と同じ建物だという特殊な環境のここは老後には心強いのかも知れません?。現実は、居住者全員が高齢化している分けではなく、子の世代が居住している例も多々ありそうです。賃貸で事務所使いをしている我々はミーティングに出ることが無いので想像でしかありませんが・・・。若い世代が住めば渋谷、原宿が徒歩圏のここは、やっぱり良い場所か!
中央環状線山手トンネル(3号渋谷線〜4号新宿線)の開通も3月28日16時と目前。工事も追い込みでしょう、かなり道路が片付き始めている。渋滞情報に必ず登場する富ヶ谷交差点の名称も開通と共に消えることでしょう。車にとってもかなり便利な立地です。
2010.2.03 記
山手通りの大橋方向を見る
富ヶ谷から見る山手通りの初台方向。
12階建てのこの建物、40年前はモダンだったでしょう。
駐車場の方から見た40歳の建物。外観はキレイですよ。
No.068 W124CEが出庫?
当サイト内で扱っている、キーチェーン(キーホルダー)も久しぶりにW124CEが出庫?して行きました。これを機会にW124を振り返って見ますと・・・。 1984年秋に登場し、日本向けは2年後の1986年春にようやくデリバリー開始とされています。1994年のマイナーチェンジでW124はこれまでのミディアムクラスからEクラスと呼び方が変わり○○○EからE○○○とテールのエンブレムも変更され10年間続いたW124もW210へと新世代にバトンタッチをします。
ちなみに私の93年280Eはマイナー前なのですが、エンジンは新しいツインカムが乗る1速発進モデルで10年にも及ぶW124ストーリーの中でも短命の子なのでした。 ボディ形状はセダン、ワゴン、クーペ、カブリオレと充実し排気量も多岐に渡って生産され、ディーゼル、ディーゼルターボ、シングルカム、ツインカムエンジンとバリエーションも豊富でした。クーペやカブリオレ、フェンダーが素性を表す500Eなどはあまりお目にかかれないモデルでしたが、デビューから26年(日本では24年)経過した2010年の今、クーペより500Eが意外と目につきます。(きっと気にして見ているからでしょうけれども)
新車時は難しかったクラスも最終モデル発売から16年経過した今、入手可能な金額になっています。が、それなりの覚悟というか準備が必要ですね。シルバーのキーチェーンは酸化して黒ずんだら磨いてOKですが、実車はそうはいきませんよ! きっと・・・。
かなり拡大されたW124CEのスターリングシルバー キーチェーン(キーホルダー)