No.043 車庫から出た車は止まる場所が必要ですが。

近頃のトラフィックインフォメーションは富ヶ谷から○○キロとアナウンスされることが多い。山手通り(環状第6号線)に面する我が事務所は今、もろに渋滞の影響を受けています。西新宿JCTから高松入口までの山手トンネルが開通してからは、要町方向へは確かにスムースに流れ渋滞は緩和されました。中央環状新宿線は年内完成予定ですので多少なりとも期待しています。

渋谷区松濤二丁目から豊島区要町一丁目までの山手通り(環状第6号線)の区間を中央環状新宿線と一体的に整備します。お年寄りや車椅子の方も安心して通行できるように、幅が広く段差の少ない歩道をつくります。歩道には、自転車通行帯を設けます。歩道と中央分離帯には植樹帯を設け、緑豊かな道をつくります。電線を地中化し、電柱のないすっきりとした道をつくります。車道には荷下ろしなどに利用できる停車帯を設け、停車している車が原因で発生する交通混雑を防ぎます。主要な交差点では右折レーンや左折レーンを設け、交通の流れをスムースにします。
*首都高速道路株式会社ホームページより抜粋

  写真上 初台付近の様子ですが、地下と地上さらに上へと道路が造られます。計算済みとは言え素人のイメージでは地震が怖い。
写真左 高さ45メートルの換気塔がそびえます。出来る前は建設反対の住民の大きなサインがありましたが、出来ちゃいました。

でも駐車帯について何も触れていません。

かなり幅員が拡大する山手通り、歩道と中央分離帯の植樹帯・自転車通行帯・荷下ろしなどに利用できる停車帯ができ、常に2車線は流れるだろうし、都心に用がない車はパスして行くのでかなり渋滞が無くなることは想像できます。

でも、何故パーキングゾーンを作らないのでしょうか?樹木と樹木の間とか、工夫すればいくらでも出来そうな気がしますが不思議です。 いったい役人は海外視察にいって、何を見て何を反映させているのでしょうか?

  写真上 約1300万人の人口を抱える東京と比較してはいけない人口13万人のリゾートタウン、オーストラリアのケアンズです。大都市ニューヨークは勿論こんな風にはなっていませんけれどね・・・。中央分離帯部分と歩道側に駐車帯があります。せっかく広げる山手通り、何か参考にはなりませんかね!
写真左 歩道側にはありませんが、中央にはパーキングメーターの駐車帯。(ケアンズ)

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