Micro NIKKORの60ミリとRICOH Caplio GX100でピンバッジをデスクの上に置いて撮ってみました。光のあたり方(あて方)で小さなピンバッジの見え方はまるで変わっていきます。
仕事柄スタジオ撮影の立ち会いは多く経験していますが、ライティングが決まるまでが1カットの主な所要時間です。決まれば後は押すだけ。写真を撮る上で、光のコントロールは大きな要素ですね。ここでは固定していますが、絞りで見え方が変化しますし、レンズの選択でもやはり変わってきます。その辺におもしろさを見いだせたら、きっとハマッテいきますよ。
Lite(約14x25mm)とお馴染みBudweiser(約12x32mm)のピンバッジは、お見合い写真のように美人に写りました。(そう思っているのは私だけかな?)Caplio GX100もマクロの世界では頑張っていますね。1対1のフレームでプログラムオート撮影。Nikon D2X+Micro NIKKORはf8絞り優先で。ともに露出補正なしです。フレーミングが良くないですね。(ちゃんとやれば出来ますよ、と言い訳でした。)
ごく普通に撮ったカット。Nikon Micro NIKKOR mm 1/5秒 f8
ちょっと光を変えてのカット。Nikon Micro NIKK 60mm 1/2.5秒 f8
ちょっと光を変えてのカット2。Nikon Micro NIKR 60mm 1/3秒 f8
ちょっと背景を変えてのカット。Nikon Micro NIOR 60mm 2秒 f8
コレは天地をカットしてトリミング。Caplio GX1 1/24秒 f4.4
光があたらないバドの色。上に寄りすぎ。
Caplio GX100 1/64秒 f14.3 |
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明るくキレイに光をもらいました。
Caplio GX100 1/5秒 f4.4 |
Liteにぐっと接近、光るブルーがいいですね。
Caplio GX100 1/7秒 f4.4 |
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Liteの全体です。ブルーの所は蝶の羽のように。
Caplio GX100 1/14秒 f4.4 |
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No.075 蝉と猛暑。
蝉は種によってだが、地下の暮らしがとても長く3年から16年程らしい。そして地上に出てきて脱皮し、成虫になってからの寿命は1週間から1ヶ月くらいでと言われている。我が家も抜け殻が5〜6個は見つかるが、アブラゼミやミンミンゼミが猛暑の中、元気に合唱しより一層暑さを感じる。
戸を開け放した状態の時、ゴーヤのネットに留まった蝉君に鳴かれると、もー超ウルサイほど。何カ所かに、もげ落ちたアブラゼミの羽を見るが、天敵の鳥も多いのだ。落ちた羽にも蟻が群がる。この猛暑、W124にとって天敵だ!!
羽の部分をトリミングして見ましたが、きれいです。
命尽きたミンミンゼミの羽、アブラゼミのように濃くはなく透明、よく見るとまるでステンドグラスのように美しく、そこに花の色と同様に自然界の美を感じとれる。顔や身体の部分は、昆虫系に弱い人から見れば好きになれないかも知れないが・・・。
こちらは渋谷産ミンミンゼミです。ウルトラマンのバルタン星人の顔?あれはザリガニ?がモデルですか?
渋谷産ミンミンゼミがモデルでした。
No.039 現役Konica Big mini BM
1992年に購入したKonica Big mini BMつい最近まで奥さんの愛機でした。きっとこれからも愛機でしょう。単焦点35ミリ、F値3.5オートフォーカス、ストロボ内蔵で重さ175グラムの正に押すだけカメラ。(露出補正などはできますが・・・)
昔々の家族旅行、私は(F3やF4時代です)ポジフィルムなので殆ど人は撮りませんし、撮っていてもプリントはしないしで、仕方なく自分でBig miniを持ち歩くようになったという訳です。長期の使用で疲労断線する裏蓋のヒンジ、我が家も例外ではなく液晶が表示しなくなり修理に出しています。
子供も今時、やっぱりデジタルカメラ。そして親父に同じくプリントしませんから、奥さんはBig miniという構図でした。軽量なデジカメが余っていても使いません。昔のは撮影モード等選択するのにメニューからいちいち選ぶ手間がかかる(それは私も面倒くさいと思う。)ので使わないのでしょう。フィルムカメラBig
No.036 Caplio GX100& Nikon D2x試し撮り。
ゴーヤを撮った時、とても美味しそうに写るのがNikonでした。今回は、昔々もらったCanonのノベルティグッズのガスライターを撮り比べてみました。蓋を開けなければ、誰もが交換レンズだと思うちょっと素敵な実用グッズです。蓋は凸レンズが付いていますので、ルーペ(虫メガネ)として使用できるのも良いですね。ピントリングや絞りリングはダミーですが、良くできています。
さあ撮り比べの結果は?
絞りや測光方式が同一条件ではないので、厳密に言えば比較にはならないのですが・・・ザックと蛍光灯の下で撮った2モデルの違いがハッキリ出ました。D2Xは背景に少しグリーンが出ています。GX100の方がオートホワイトバランスは良好のようですね。しかし質感の描写は圧倒的にD2X。ピンは絞り次第なので・・・。比較のため共に画像加工はしていません。
いずれにしても、フィルムで撮っている時と比べ緊張感が足りません。イージーにシャッターを押している自分が居ました。フィルムは1カット毎にフィルム代と現像代が発生しますし、現像が上がるまで様子が分かりませんから良い緊張がありましたね。
8月23日の日経の記事によると20から50歳代と幅広い世代に支持され、トイカメラの人気がじわりと広がっているとのこと。出来上がるまでどんな風に写っているのか分からない、待つ楽しみがあるそうだ。デジタル全盛時代の対極にヒューマンなカメラに人気が出る・・・。やっぱり人間はアナログなんだと思わず再認識する。
時計も精度の点ではクオーツにかなわないけれど、機械式の人気も衰えていないし。クルマのメーターや時計も一時的にデジタル表示の人気が出るも、最後はアナログに戻っている。人は新しいテクノロジーに興味を持ち、そこに人気が集中するけれど最終的には
自分が使いやすい、親しみやすい商品に着陸する。流行は繰り返す、ホントだね。
焦点距離:15.3mm・絞り優先オート・マルチパターン測光・1/11秒・F:14.1・露出補正無し・
ホワイトバランス:オート? Photo:Caplio GX100
焦点距離:15.3mm・絞り優先オート・マルチパターン測光・1/10秒・F:14.1・露出補正無し・
ホワイトバランス:オート