3月3日ある新素材で、仮修復したPM6のユニットがテストの為に 一時的に本田さんのところから帰ってきました。 エッジ交換にあたり、オリジナルのウレタンでは賞味期限が いいとこ5年くらいと言う事実がありますし、今度はゴムでもなく、セーム皮でもない新しい素材を試して みることにしていましたので、仮姿で一時帰郷をしたというわけです。
3月4日、昔良く聴いていた愛聴盤で早速、お試しを 。1964年10月19&20日ニューヨークにて録音されたという 「We Get Requests」 The Oscar Peterson Trio レーベルはVerve Oscar Peterson(p)Ray Brown(b)Ed Thogpen(ds) 収録は以下10曲1.Corcovado (Quiet Nights Of Quiet Stars) 2.The Days Of Wine And Roses 3.My One And Only Love 4.People 5.Have You Met Miss Jones? 6.You Look Good To Me 7.The Girl From Ipanema 8.D & E 9.Time & Again 10.Goodbye, J.D.
B saidの1曲目You Look Good To Meに針をおろす。音域が昔の自分の記憶と違い、何かちょっと狭い感じ。当時のシステムとはまずアンプが違う、針も真新しいDL-103 針圧でも変化するだろうし…。 あれ!なんて思いながらもスタート時間が遅かったので 本日はこれまで。
翌日、とりあえずLOWTHERの得意技のチェンバロをかけてみる。かつて、ショップでかけていて素敵な曲だったのでレーベルと レコードナンバーのみをメモさせてもらって購入した、JEAN FRANCOIS DANDRIEU(ジャン・フランソワ・ダンドリュー) クラブサン曲集 シャルラン CL-23(およそ30年くらい前の話です。) を聴く。これは低い方はあまり入っていないのでまあまあ聞けました。数枚のLPやCDをかけた後、 11、12日、再び「You Look Good To Me」にトライ。 おや、何か少し戻っています。昔の印象が。 仮姿と言え、エッジを貼り替えたPM6は、エージングが必要だったのだ! タイヤも初期の馴らしが必要だし、考えてみれば同じことですね。浦島太郎、これだから困ります。新しい素材のエッジ、これなかなかいけそうですよ・・・。
FMをBGMに、汚れきったLUX MQ-60を磨いています。グラスター位じゃなかなか汚れも落ちません。 ピカールを 引っ張り出して力仕事。指先が痛くなるほど磨いて、 遠目には限りなく新品に近づきました。 ついでに真空管のSTAX SRA-3Sも動作を確認して、お掃除。 コンデンサータイプのヘッドホーンも動作OK。 次回、写真を撮っておきましょう…。