近所に食材をよく買いに行くスーパーがある。
そこに最近新人のおばさんがレジを打ってくれるのだけども、
自分のリズムがあるらしく、右へ左へと器用にステップを踏む。
大げさだが言うなればシャドーボクシングみたいなイメージ。
ちなみに商品がなかなかレジを通らなかったりすると
ステップから地団駄に変わる。「大丈夫かいな?」とコチラも不安になるが、
通った途端にステップを踏み出すのでどうやら無事に通過したのだなと分かる。
ま、通ればレジが「ピッ」て音出すわけだから関係ないのだけれど。
打ち慣れないレジを覚えるのに必死、間違えは許されない。
「今日も間違えてしまった。ああ、どうすればうまく打てるの!」
なんて四苦八苦するおばさん。うまく打てない自分に地団駄を踏む日々。
右から左へ商品を流すだけなのになぜ?緊張の日々に疲労もたまり、
ふらついたその時!それまで直立していた右足が右へ。身体の重心も右へ寄り、
そのタイミングで商品を掴んだ!そのまま振り子のように左へ商品をレジへ通し
カゴへシュート!「ああ!これだわ!」。おばさん開眼。
窮地の末編み出た技。このステップを踏んでいれば
間違えない、絶対大丈夫。
以上レジ打ち経験の無い筆者の勝手な想像。
や、なんにせよステップはオバさんにとってのジンクスなのだろうと思う。
誰にでも自分だけのジンクス、願掛けの類いはあると思われる。
例えばジョンレノンは数字の9にひどくこだわり、
自分の一生を支配する数だと信じていた。
例えば
●誕生日は1940年10月9日。
●息子のショーンの誕生日も1975年10月09日。
●ビートルズのマネージャーだったブライアン・エプスタインが
●リバプールのキャバーン・クラブで初めてビートルズの演奏を見たのが1961年11月09日。
●最初のレコーディング契約を結んだのが1962年05月09日。
●レコード・デビューを飾った「ラブ・ミー・ドゥ」は、パーロフォンのカタログ・ナンバー R4949を割り振られている。
●レノンがオノ・ヨーコと出会ったのは1966年の11月09日。
●ニューヨークで2人が暮らしたダゴタ・アパートは、西72丁目にあったが、7と2を加えれば9。 また彼らの部屋は72号室だった。
●レノンの歌に「ワン・アフター・909」「レボリューション9」「夢の夢(#9 Dream)」などがある。
●彼の母親の家は、リバプール、ニューカッスル・ロード9番地。
●彼が学校に通ったバスは72系統。
●おばのミミのために購入した家はパノラマ・ロードの126番地。足すと9。
●ジョン・オノ・レノンと・ヨーコ・オノ・レノン(John Ono LennonYoko Ono Lennon)の名前に含まれるO の数を合わせると9個になる。レノンはルーレットに賭けるときは必ず9の目に張った。
●1964年のビートルズ・ツアーの間に、レノンはその運命を暗示するような脅迫電話を受けたことがあった。電話の主は匿名で「今夜9時、お前を撃つ」とだけ告げた。警察は犯人を特定することはできなかった。
●ジョン・レノンが殺されたのは、1980年12月08日午後10時50分のことだが、時差が5時間ある英国ではすでに12月09日になっていた。彼が死亡を宣告されたローズベルト病院は、マンハッタンの9番街に位置している。
参考資料:「週刊マーダー・ケースブック」
とキリがない感じだが、明らかに9にこだわっていた事が見て取れる。
死んだ後でも9が絡むあたり皮肉だが、実にジョンらしいというか、、、合掌。
ちなみに筆者の好きな数字は27。どうしてなのかもう忘れてしまったのだけれど
きっとその昔、良い事があったんでしょう。あ、でもこれって足すと、、、。キャー!
(自分にはなんら関係ありません。)
THE BEATLES
邦題:ザ・ビートルズ
1968年11月22日発売(英)
DISC-1
1.バック・イン・ザ・U.S.S.R.
2.ディア・プルーデンス
3.グラス・オニオン
4.オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ
5.ワイルド・ハニー・パイ
6.コンティニューイング・ストーリー・オブ・バンガロウ・ビル
7.ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス
8.ハッピネス・イズ・ア・ウォーム・ガン
9.マーサ・マイ・ディア
10.アイム・ソー・タイアード
11.ブラックバード
12.ピッギーズ
13.ロッキー・ラックーン
14.ドント・パス・ミー・バイ
15.ホワイ・ドント・ウィ・ドゥ・イット・イン・ザ・ロード
16.アイ・ウィル
17.ジュリア
DISC-2
1.バースデイ
2.ヤー・ブルース
3.マザー・ネイチャーズ・サン
4.エヴリボディーズ・ゴット・サムシング・トゥ・ハイド・ エクセプト・ミー・アンド・マイ・モンキー
5.セクシー・セディー
6.ヘルター・スケルター
7.ロング・ロング・ロング
8.レボリューション1
9.ハニー・パイ
10.サボイ・トラッフル
11.クライ・ベイビー・クライ
12.レボリューション9
13.グッド・ナイト
通称「ホワイトアルバム」。 このアルバムが一番好きって人、 多いんじゃないでしょうか。
マネージャーのエプスタイン死後、 グループとしての行動が うまく取れなくなってきた時期で 各々が好き勝手にレコーディング。
ビートルズというよりソロ曲の寄り集め的作品。例の「レボリューション9」は このアルバムに収められている。
ヨーコとの共作?でかなり難解な感じに仕上がっており、音楽という枠を飛び出してしまった 「期待を裏切る」作品。 それ以外はもうロックの全てをやってしまった感炸裂。
故にその後幾多のミュージシャンがビートルズを目指すも超えられないのはこの時点でこんなにもやっちゃうから
(江戸時代にオール電化の高層マンションが建つ感じ?)
なんだよなあと思わずにはいられないほど ズルい曲ばっかり。
ビートルズもこれを聴いたファンもこのアルバムで大人になっていくワケです。