No.002 三十路の音楽迷い路

ついにポール・マッカートニーの離婚裁判が始まった。 元ヨメ、ヘザー・ミルズが要求している額は日本円で約230億だとか。 マスコミはポールの資産からすればちょろいもんだと言っているが 実際ポールは資産を全部見た事は無いだろうし、 こんな高い買い物したことないだろうし。 いやこれって結構ヘコんでるんじゃないか?

オアシス

デビューから10年以上経っているにもかかわらず今だUKロック界に絶大な影響を持つバンド、オアシス。もはやクラシックロックの域になってしまうのか。筆者の人生の一部。見届ける覚悟。

歳の差26の結婚は当時世界中のオヤジたちへ勇気と希望を与えたわけだが、 今となっては希望が無くなって勇気を持って裁判に挑まなくては ならないという教訓を与えてしまった。 ちなみにポールの代表曲「When I’m Sixty-Four(64歳になったら)」で 「僕を必要としてくれる?」歌詞があるが、64歳の時大ゲンカ、別居。 その結果「僕は必要じゃない」というドデカいオチがついた。 人生を使って渾身のポールギャグ。 若い娘つかんで高い買い物になってしまうのは万国共通なのか。

友人と飲むと決まって「最近のロックってもんは…。」とグチグチ始まる。 自分が若い頃に聴いていたロックも今ではクラシックロック扱いに なってしまうわけで、今でも新譜が出れば嬉しいが、それには安パイな感じが漂う。 そこで今の音楽を求め彷徨っているけどもなかなか受け付けない。 だからグチグチダラダラとアレは駄目だとかあの音が気に入らないとか 延々と出口無く喋るわけだけど、最近自分的にぽつぽつと良いバンドが現れてしまい、話にも微妙に気を使わないといけなくなってしまった。 当初、気を使う必要も無いかなと思ったりしたが、すでに友人との間では 今の流れに付いていけない嫉妬心から悪意にも近い罵詈雑言状態になっていて、「聴くに耐えず!」と極論めいていて、最早ヘタな言動を許さない感じになってしまっていた。
そこで無理矢理往年のバンドを引き出しに「このバンドの影響を受けている」、 「ダレソレが気に入っていて前座に起用」などと言いながら恐る恐るCDを貸したりする事に。すると不思議な事に文句の1つも出て来やしない。
むしろ楽しんで聴いている様子。なんなら新しいバンドを教えてくれたりして。 一体コレはどういう事?じゃあアンタの苦手なロックって何? すると友人は一言、「今のロックが苦手」。 と落語の「饅頭怖い」みたいな話は冗談としてともかく、今ではやっとこさ今の音についていけるようになりつつある。

ザ・リバティーンズ

UKロック史に確実に足跡を残した、ザ・リバティーンズ。 メジャーでの活動期間はたったの2年! しかし以降のUKロックはそのほとんどが 彼らの影響なしでは語れない。記録よりも記憶に残るバンド。

ザ・リバティーンズ

平均年齢18才!さすがビートルズを産んだUK。ロック土壌は肥えているようで起承転結とキッチリとした 音作りはもはや職人を感じる。こんなの若い頃聴いたら良い思い出になったろうに。(遠い目)

いつの時代もやはり良いバンド、ロックには爆発寸前の鬱憤やら不満が 込められていて、例え平和な日本においてもやはり、何だか分からないけどジッとしていられないジレンマやらリビドーが、聴いているリスナーの胸を強く叩く重要な要因の1つにもなっていると思うが、なにせこっちはいっぱしのオジサンなわけで、若い頃のようにスポンジみたいに吸収出来ない。いわゆる「頑固」成分が歯石みたいにこびりついていて、なかなか取れないわけですよ。ワッハッハッ歯。
でまあ平均年齢10代のバンドに人生大変やらあの娘に夢中なんて歌われても「黙れコワッパが!」なんて思ってしまったりと自分が10代の頃なら何てメンドクサイオッサンになっていたわけだが、 ロックも誕生から半世紀。何かしらの影響が色濃く出たりするわけで繋がっているんですな。それがあるからこそ歌詞はひとまず置いておいて気になる音が楽しみになったりする。何の影響を受けているんだろうとか理屈や理由を考えたりしてスッと入っていかないところはオジサン的な楽しみ方ではあるが、それは今までのスキルがあってこそ。若者には出来ない楽しみ方なのだ。

さてそれじゃあ、アンタが苦手なものは何だってんだい?
「今は若い娘が苦手。」
おそまつ。


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081008
No.042 WBCでオアシスで。
はてさてとにもかくにも今週はWBC2連覇に湧きましたな。 あの状況でのイチローには男子女子分け隔てなく 「ズキュン!」とハートをえぐりとられたことと思います。 各選手からのたくさんのお膳立てがあってあの状況に巡り会えた訳でして 勝利へのロードっつーんすかね?解説者やいろんなウェブ上でのお話を見聞きすると 「うおぉ」と野球オンチのアタクシでさえも前のめりに感動しますな。 着々と何かしらの動きを見せている例のビートルズゲームのサイト。 やはりというか予想通り、ジョージのギター登場。 こう来たら次はポールのベースですな。 リンゴ→ジョージ→ポール→ジョンと なんとなくうっすらとビートルズ内における偉い順?というか 好き者の方々には分かるセオリーかと。 うんうん、こういう感じがたまらんですよね〜。 そしてなんといっても今週はオアシス! 昨日(3/27)はミュージックステーションに出演。 演奏しておしまいと思っていたが まさかタモリとトークするとは。ビックリした。 しかもノエルが話すだけでなく、なんとリアムまで話すとは! その昔ノエルから「英語の通じない場所では一切喋るな」と キツく箝口令が言い渡されていたリアム。 面倒事を起こしかねない発言をするかもしれないということに 対しての処置だったが、それがどうだ。 しっかりしたお人になられた。 そして肝心のミニライブはというと 「Falling Down」、 「The Shock
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No.047 おしまいケル。
突然マイケルジャクソン亡くなる。 死因はいまだはっきりとは分かっていないらしいが 今のところ薬物による依存症が原因との説が大きい。 ジャクソンファイブはよく聴いたがソロとしてのマイケルさんは あまりハマらなかった。 多分格好良さよりも、常にゴシップによるジョークまがいの 噂話が先行していたから避けていたふしが大いにある。 それでも弟の部屋から永遠とリピート状態で流れていた スリラーやビートイット等は夢に出るほどの思い出。 ポールとはコラボしたりビートルズの版権を所有していたりと ビートルズには何かと縁があったが、今後版権がどういう形に落ち着くのか 気になるところ。残った借金がハンパない模様なのでやっぱり売却かしら。 お悔やみ申し上げます。 さて、前回の駄文にて記載したオアシス、6月4日、地元マンチェスターHeaton Park 初日に機材のトラブルからのフリーライブ宣言その後の近況がバークスに出ていた。 ノエル、払い戻しを申し出たものの、その数に憤慨 6月初めに行なったマンチェスター公演が技術面のトラブルで2度ほど中断したため、 ファンへチケットの払い戻しを申し出たオアシス。が、実際、2万人ものオーディエンスが 払い戻しを要求してきたため、ノエル・ギャラガーはちょっとムッとしているようだ。 ノエルは最新のブログ(
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No.043 幕張メッセ@オアシス!
カメラ持ち込み大丈夫っぽかったのだが友人は注意されたとのこと。 あれ?でも撮り放題だったよな〜?で、ちょいと下がって撮影 。